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2008年10月28日更新

香春太平洋セメント

業種分類
土石製品 - セメント製造、石灰石鉱山
操業等
2004年3月会社解散。鉱山部門は新会社を設立して継続。
場所
香春町大字香春812(工場)
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操業中の香春太平洋セメント 2003年9月

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香春岳 左から三ノ岳、ニノ岳、一ノ岳(香春鉱山)

衛星写真

香春工場

香春太平洋セメント(日本セメント香春工場)は、香春鉱山の麓にある山元工場。1935年に浅野セメント香春工場として操業を開始した。浅野セメントは1947年に日本セメントと社名変更、1998年に秩父小野田と合併して太平洋セメントになり、2000年に香春工場は生産構造最適化のため、本体から切り離されて生産子会社になった。

しかし国内のセメント需要は公共事業の削減を受けて激減した。香春工場は「将来の需要回復が望めない状況では、その生産規模ならびに内陸工場であるという点から、他工場に比べコスト高の状況にある同社の存続は極めて難しい」(太平洋セメント)と判断され、2004年に解散させられた。晩年の生産量は年産80万トンだった。

会社解散に伴い、生産は麻生ラファージュセメント(本社、田川市)に委託した。解散による特別損失は約60億円。

香春鉱山

香春岳は「風土記」にも記された神神の連峰だ。一ノ岳、二ノ岳、三ノ岳が南北に連なり、巨石のような山容は熱帯ボルネオ島あたりにある山のようだ。周囲の山並みとは明らかに様子が異なる。中世には不落の名城、鬼ケ城が築かれた。香春鉱山はこの香春岳一ノ岳を鉱区とする。

1935年に日本セメントが一ノ岳の採掘を始め、同山の標高は492mから270mに低下した。まったいらな山頂を地域住民は複雑な心境で見上げる。生産量209.8万トン(1999)。従業員は直轄42名、請負29名(2000)。工場は閉鎖されたが、鉱山部門については新会社を設立し、資源品の製造・販売事業を継続する。

2006年3月27日作成

資料

参照記事(外部サイト)
報道資料 - 太平洋セメント
関連項目(ガゾーン内)
三菱マテリアル九州工場 - 三菱最大の生産能力を誇る巨大セメント工場。
宇部興産苅田セメント工場 - 宇部興産の三大セメント工場の一つ。
麻生ラファージュセメント田川工場 - 田川最初のセメント工場にして最後の砦。
新日鐵高炉セメント - 1999年に新日鐵化学から分離。高炉セメントの製造。
北九州小野田セメント門司工場 - 廃墟に。山元工場にして臨海工場。
三井鉱山セメント田川工場 - 鉱山を残して閉鎖。関の山鉱山の山元工場。
特集 日本セメント門司事業所 - 1893年操業開始の浅野セメント工場。廃墟。

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Kawara Taiheiyô Cement or Former Nippon Cement Kawara Plant (Closed) and Kawara Quarry