2006年05月07日更新
中国電力新小野田発電所は、中国電力最大の石炭火力発電所。1号機(1986)と2号機(1987)があり、出力はともに50万キロワット。煉瓦造りの倉庫や工場が居並ぶ小野田臨海部ではまだ新参者だ。聳える煙突は周防灘を隔てた新門司からも見える。
小野田は旧産炭地であり、かつては市内で石炭を産出した。小野田で最初の発電所は1944年送電開始の日本発送電小野田火力発電所。資料がないため正確なことは言えないが、資源立地型の発電所だったろう。
1953年に中国電力小野田火力発電所が完工し、34年後に新小野田発電所がこれを継承した。燃料の石炭は1958年に小野田炭鉱が閉山してからは輸入に頼る。新小野田発電所は重油でも発電できるそうだ。
二酸化炭素を大量に排出する石炭火力発電所は地球温暖化問題の高まりから悪者扱いにされる。2006年2月にシグマパワー山口の宇部発電所が建設中止になったのは記憶に新しい。
中国電力では木質バイオマス発電(木材、樹皮、木屑などの木質材料を燃やして発電する仕組み)の研究を進め、下関発電所1号機で実証試験を始めた。実証試験が上首尾な成果をあげれば、新小野田発電所でも木質バイオマスの混焼を行う。
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Sin Onoda Power Plant