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2008年11月2日更新

新日鐵高炉セメント

業種分類
土石製品 - 高炉セメント製造販売
操業等
1958年操業開始、年産150万トン。
場所
北九州市小倉北区西港町16
画像

新日鐵高炉セメントのキルン(手前の運送会社は無関係の別会社)

あらまし

新日鐵高炉セメントは、1999年に新日鐵化学から分離し、新日本製鐵が100%出資して設立したセメント製造販売会社。新日鐵化学九州製造所とは堺川泊地を隔てた反対側の日明埋立地に本社・工場がある。

高炉セメントの歴史は1910年に官営八幡製鐵所が製造を開始したときまでさかのぼる。1918年に前田セメント工場を設置して本格的に高炉セメントの製造に乗り出した。この工場は1955年に閉鎖され、現在は跡形もない。

八幡製鐵は1956年にセメント部門と化成部門を分離し、八幡化学工業(現在の新日鐵化学)を新たに設立した。日明の工場は1958年に八幡化学工業の戸畑製造所セメント工場として操業を開始した。

高炉セメントはセメント原料の石灰石やけい酸質原料に製鉄所から副生する鉱滓(スラグ)や鉄原料をまぜてつくる。普通ポルトランドセメントより価格競争力があり、強度や耐久性で優れる。セメントを大量消費する大規模な土木工事などで用いる。

年産150万トンは苅田臨海部の巨大セメント工場と比較すると小さい。普通のセメント工場なら生き残れそうにないが、高炉セメントは製鉄の工程で出る残りかすのリサイクルだ。八幡製鉄所が隣接地にある限り、高炉セメントの製造は続く。

2006年4月20日作成

資料

参照記事(外部サイト)
新日鐵高炉セメント公式ホムペ
関連項目(ガゾーン内)
三菱マテリアル九州工場 - 三菱最大の生産能力を誇る巨大セメント工場。
宇部興産苅田セメント工場 - 宇部興産の三大セメント工場の一つ。
麻生ラファージュセメント田川工場 - 田川最初のセメント工場にして最後の砦。
北九州小野田セメント門司工場 - 廃墟に。山元工場にして臨海工場。
三井鉱山セメント田川工場 - 鉱山を残して閉鎖。関の山鉱山の山元工場。
香春太平洋セメント - 1935年操業開始の浅野セメント工場。閉鎖。
特集 日本セメント門司事業所 - 1893年操業開始の浅野セメント工場。廃墟。
新日鐵化学九州製造所 - 化学品や炭素材料などの製造拠点。

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