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2008年11月2日更新

住友金属小倉

業種分類
鉄鋼 - 特殊鋼(棒鋼および線材)の製造販売
操業等
1918年操業開始、資本金270億円、売上規模912億円、従業員数1103人(2004)。
場所
北九州市小倉北区許斐町1
画像

浅野埠頭から眺めた住友金属小倉の溶鉱炉付近

衛星写真

あらまし

住友金属小倉は、住友金属工業が100%出資する生産子会社。利益率の高い棒鋼(棒状の鋼)や線材(らせん状に巻いた線状の鋼)を製造する。鉄鉱石を高炉に入れて一貫製造するため、鋼の純度が高い。製品は加工業者へ卸し、そこで最終加工される。用途の約75%が自動車部品。

製鉄所は1918年に浅野小倉製鋼所として操業を開始した。浅野財閥は戦前の有力財閥。北九州工業地帯では中核企業の浅野セメントが門司と香春で事業展開したが、現在はどちらも廃墟になっている。

浅野財閥は第二次世界大戦後に米国占領軍によって解体された。浅野小倉製鋼所は1945年に小倉製鋼へ社名を変更し、1953年に住友金属工業と合併して同社の小倉製鉄所になった。住友金属工業はこの合併により念願の高炉を手に入れた。

住友金属工業は2000年に産業活力再生特別措置法の適用を受け、事業再構築計画に基いて小倉製鉄所を分社化した。分社化は権限を委譲し、迅速な意思決定を行うため。住友金属小倉は2002年に新高炉1基(内容積2150m3)に火入れし、21年が経過した既設高炉2基(内容積1850m3)を吹き止めた。

北九州工業地帯では自動車産業の集積が急激に増している。住友金属小倉は需要増大を受けて、2006年に製鋼工場の連続鋳造設備などを刷新することを決めた。投資額は200億円。2008年半ばの稼動を目指す。

写真は紫川泊地対岸の浅野三丁目から眺めた高炉付近。気温が低く、湿度が高い気象条件では蒸気(や火炎)を吹き上げている様子が眺められる。煙る高炉は工業都市住民の琴線に触れる。うららかな日は高さ205mの煙突から煙がふわふわ立ち上るだけで妙味がない。

2006年4月30日作成

資料

参照記事(外部サイト)
住友金属小倉公式ホムペ
関連項目(ガゾーン内)
特集 日本セメント門司事業所 - 1893年操業開始の浅野セメント工場。廃墟。
香春太平洋セメント - 1935年操業開始の浅野セメント工場。閉鎖。
紫川船だまり - 北九州港小倉地区の小型船係留施設。紫川の河口。

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