2006年10月22日更新
境川埠頭(境川港)は、関門港洞海地区の東端に位置する境川泊地の奥にある工業港。原材料や製品の積み降ろしに利用する。埠頭の背後にある新日鐵八幡や新日鐵化学は敷地内に専用埠頭があるから、公共埠頭を利用するのは地元の下請け企業だろう。なお、公文書の「堺川」は誤記とみられる。
関門海峡からは日明埋立地と新日鐵八幡の戸畑地区に挟まれた細長い境川航路(延長3300m、幅員150~200m、水深7.5m)を通り、境川河口の前に広がる境川泊地へ出て、右側(西)にある岸壁。左側(東)には貯木場や船だまり、新日鐵高炉セメントの物揚場などがある。
国道199号から進入すると、まずは砂や砂利が小山をなした埃っぽい野積場が出迎える。次いで屑鉄などがごろごろした荷捌き場が広がり、最後に戸畑港運輸が設置したコンテナのような上屋が二つある。その先は新日鐵化学九州製造所の北門。境川埠頭は国際埠頭施設の指定を受けていないが、外国船が出入りする。上の写真に写るのは韓国船籍だ。
境川泊地には中央公園を水源とする境川が注ぐ。このどぶ川は境川泊地に大量の土砂を運んで、泊地中央部に突堤状の砂浜を形成した。実際は境川に突堤があって、その周囲に砂が溜まったようだ。川の突堤は川尻の岸壁を浅瀬にしないための処置だと思うが、泊地の真ん中に浅瀬があるのも考え物だ。
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Sakaigawa Wharf, Port of Kitakyûsyû (Kitakyushu)