2007年12月23日更新
上がナフコ、左下が事務所・工場棟、右下が空壜倉庫棟か 国土交通省 国土画像情報
セブンアップ飲料本社工場は、アメリカではコカコーラ・ペプシコーラと人気を二分する炭酸飲料、セブンアップ (7 Up) の生産工場。宅地造成中だった守恒の国道322号沿いに進出したが、九州道もない時代にどういう理由でこの場所を選んだのかは分からない。建物はすでに撤去されて存在しない。
同社は1957年設立の日本セブンアップ飲料(現存せず)の地域生産子会社で、セブンアップ飲料北部九州が正式な会社名らしい。1961年に関西、中部などと共に設立されたが、1976年に売上げ不振により清算された。セブンアップは日本人の嗜好に合わなかった。
セブンアップ飲料北部九州の本社・工場は1965年に竣工した。建物は事務所・工場棟と空壜倉庫棟の2棟からなり、2年後の1967年に第8回建築業協会賞(BCS賞)を受賞した。工場建築の建築業協会賞としては、第5回の尼崎製鉄堺製作所冷延工場(1963)に次いで2作目だった。
誉れ高い工場建築は会社清算により竣工からわずか10年あまりで塵芥に帰した。跡地では谷弥(本社、直方市)と徳力商店街共同組合の共同開発により、1980年に徳力アピロス(ダイエーと39の専門店からなる北九州初の郊外ショッピングセンター)が開業した。
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7 Up Beverage North Kyûsyû Co. Ltd.