2008年10月11日更新
唐戸桟橋から見た下関グランドホテル
下関グランドホテルは、下関でもっとも格式の高い都市型ホテル。SHKグループの1社。SHKグループは、SHKライン、新日本海フェリー、日本クルーズ客船、阪九フェリー、下関グランドホテル、オーセントホテル小樽、関光汽船、オリエントフェリー、釜関フェリー、上海下関フェリーの11社で組織する。
鉄道事業者のホテルの定位置が鉄道駅前なら、船会社のホテルの定位置は桟橋前ということだろう。下関グランドホテルは関門港(下関港)東港地区の唐戸桟橋前に立地し、車寄せは裏の国道9号に設ける。
建物はラーメン構造の縦横を強調した東陶機器本社(1964)と、凹凸のない全面カーテンウォールの北九州市役所第一庁舎(1972)との中間的な存在だ。横枠(梁型)を外に出して強調する一方、縦枠(柱型)は暗色ガラスのカーテンウォールに埋め込んで、床とガラス箱を交互に積み上げたような外観を取る。
下層5階はガラスが大きいこともあって特にそういう印象が強い。もっとも、そう見えるのは正面から眺めた場合であって、角度をずらせば幅広の妻壁に対して、コの字にガラスの帳壁ををはめ込んだだけだと分かる。
似たような建物といえば、毎日会館が思い浮かぶ。妻壁がないという違いはあるが、正面から見れば同じだ。しかし、毎日会館は窓の分割が小さく、窓の色も明るいためか、ガラスよりも梁型が目立って、このホテルのような豪華な印象はまったくない。
2005年6月18日作成
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Simonoseki Grand Hotel