2007年10月26日更新
下関陸上競技場(左)と下関市体育館(奥)
下関市体育館 正面
下関市体育館 側面
下関市体育館は、東駅地区の南側丘陵地に広がる下関運動公園にある下関市立の体育施設の一つ。公園には運動施設として体育館、陸上競技場、運動公園の三点セットが揃う。体育館は1963年に開催された第18回国民体育大会のバトミントン会場として建設された。
体育館内部の平面は、バスケットなら2面、バレーボールなら3面、バトミントンなら10面、インディアカなら10面、トリムバレーボールなら10面が取れる。卓球は常設8台。会議室(和室、洋室)を併設する。使用料は高校生以下100円、その他200円。
建物は台形の陸屋根を台形の側面屋根で片側だけ持ち上げ、前面を開いて、後面を尻すぼみに成形した。斜坑の入口のような感じだ。前面は構造耐力とは無関係だから、ガラス張りの帳壁(カーテンウォール)で軽快に処理する。
前面から見ると白川郷の合掌造りのようだが、側面は電解発色アルマイト処理のアルミ板の屋根にすっぽり覆われて、ヤドカリのようだ。なお、側面屋根は尻すぼみの部分が大曲線を描いてアクセントになっている。
合理主義の時代はこのような直線主体の幾何学形状が好まれた。合理主義は一方で画一的な羊羹形建物の大量生産を解として導き出したが、より高度な抽象表現主義が認められた集客施設では、独創的な形をした建物が多い。下関市体育館も類例が思いつかない形だ。
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Simonoseki Municipal Gymnasium