ガゾーン関門都市圏

2008年10月11日更新

下関市体育館

設計・施工
坪井善勝+今泉普一(設計)、大成建設(施工)
竣工・規模等
1963年竣工、S、延床面積6864㎡、収容人員4288人(会議室20人)、駐車場72台
場所
下関市向洋町1-12-1
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下関陸上競技場(左)と下関市体育館(奥)

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下関市体育館 正面

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下関市体育館 側面

あらまし

下関市体育館は、東駅地区の下関運動公園にある下関市立の体育施設の一つ。公園には体育館、陸上競技場、運動公園の三点セットが揃う。体育館は1963年に開催された第18回国民体育大会のバトミントン会場として建設された。

内部の平面は、バスケットなら2面、バレーボールなら3面、バトミントンなら10面、インディアカなら10面、トリムバレーボールなら10面が取れる。卓球は常設8台。会議室(和室、洋室)を併設する。使用料は高校生以下100円、その他200円(2007年)。

建造物

建物は台形の陸屋根を台形の側面屋根で片側だけ持ち上げ、前面を開いて、後面を尻すぼみに成形した。斜坑の入口のような感じだ。前面は構造耐力とは無関係だから、ガラス張りの帳壁(カーテンウォール)で軽快に処理する。

前面から見ると白川郷の合掌造りのようだが、側面は電解発色アルマイト処理のアルミ板の屋根にすっぽり覆われて、ヤドカリのようだ。写真では分かりづらいが、側面屋根は尻すぼみ部分が大曲線を描いてアクセントになっている。

合理主義の時代はこのような直線主体の幾何学形状が好まれた。合理主義は一方で画一的な羊羹形建物の大量生産を解として導き出したが、建設費が潤沢な集客施設では、より高度な構造表現主義が認められた。下関市体育館は他に類例が思いつかない独創的な形だ。

2007年10月26日作成

資料

参照記事(外部サイト)
下関市体育館 - 下関市
下関市立体育館 - まちよそ
関連項目(ガゾーン内)
北九州市立総合体育館 - 北九州最大の体育館。正十二角形で和傘屋根。
大谷体育館 - 新日鐵八幡製鐵所の新体育館。レーモンド建築の後継。
北九州穴生ドーム - 全天候型のドーム式多目的運動場。テント屋根。

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