2006年11月19日更新
カラトピアは、唐戸地区市街地再開発組合が施工した市街地再開発ビル。この場所にあった地権者41人の11棟と公共施設用地を一つにまとめて、市街地の再生を図った。
建物は1階から5階の延床面積1万4900㎡に商業・公益施設が入居し、6階から13階の延床面積5200㎡に都市再生機構(当時は住宅都市整備公団)が手がけた56戸の分譲住宅が入る。
この型の商業住宅複合施設はこの後も盛んに建設された。合理主義の類型量産はその背景に理念があったが、1980年代にもなると理念は失われ、設計は「いつもの手順(ルーチンワーク)」として規格化された。地域性や立地性は顧みられず、街中であろうが、郊外であろうが、海辺であろうが、山間であろうが、どこでも同じハコが建設された。
設計はだれがやっても同じことで、容積率を満たせばそれでよかった。しかしこういう図体が大きいだけの鬱陶しいハコが大量生産されたからこそ、次の時代に反動がやってくる。趣味性と装飾性が復古するのは、これからそう先のことではない。
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Karatopia