2008年10月11日更新
カラトピア 2006年11月
カラトピアは、唐戸地区市街地再開発組合が施行した市街地再開発ビル。地権者41人の11棟と公共施設用地を一つにまとめて、市街地の再生を図った。本棟は1~5階の延床1万4900㎡に商業・公益施設が入居し、6~13階の延床5200㎡に住宅都市整備公団の分譲住宅56戸が入る。背後には駐車場棟がある。
この型の商業住宅複合施設はこの後も盛んに建設された。合理主義の類型量産はその背景に理念があったが、1980年代になると理念は失われ、設計は「いつもの手順(ルーチンワーク)」としてマンネリ化した。地域性や立地性は顧みられず、街中、郊外、海辺、山間、どこであろうが同じハコが建設された。
設計はだれがやっても同じことで、容積率を満たせばそれでよかった。しかしこういう図体が大きいだけの無神経なハコが各地に出現したからこそ、次の時代に反動がやってくる。趣味性と装飾性が復古するのは、これからそう先のことではない。バブル景気の到来は建築のあり方も一変させた。
2006年11月19日作成
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Karatopia