ガゾーン関門都市圏

2010年9月16日更新

県道28号(平尾台南工区)

設計・施工
北九州市建設局道路整備課(担当)
竣工・規模等
1985年着工、1990年8月供用、延長2340m×幅員7m、PC橋×6、2車線+歩道なし
場所
北九州市小倉南区大字新道寺
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県道28号 平尾台南工区 2003年7月

あらまし

県道28号 直方行橋線は、直方市から、竜王峡、菅生の滝、櫨ヶ峠、平尾台を越えて、行橋市へ至る延長13.4kmの主要地方道。起点付近と終点付近を除けば山岳地帯に線引きがなされ、竜王峡から菅生の滝までは未開通のまま放置されている。全線が開通する見込みはまったくない。

平尾台南工区は平尾台自然観察センターから行橋市境までの延長2340m。この工区が1990年に開通して、直方行橋線は平尾台の横断を成し遂げた。山越えとはいえ北九州市と行橋市を結ぶ新たな路線であり、朝夕は通勤利用も少なくない。先頭車がのんびり観光気分で走っていると、いらいらいした通勤車で数珠繋ぎになる。

平尾台の行橋側は「地の果て」と呼ばれる断崖絶壁があり、道路を通すのが難しい場所だった。平尾台南工区はこの絶壁の南側にある塔ヶ峰(塔ヶ峯ではない)へ迂回して山の斜面を上り下りする。平尾台と塔ヶ峰は山の袖が高い位置で繋がって傾斜が緩く、他の地点よりは道路を通しやすい。

道路はプレストレスコンクリート橋(PC橋)の連続だが、実際に車で走るとどこが高架でどこが接地しているのかさっぱり分からない。ここは快適かつ安全な路線計画が先にあり、地形が線引きに従う場所のみ接地して、それ以外は単純に高架にした。奢った構造にして自然にはやさしい。しかし自然のほうは竹害が深刻だ。

2006年6月23日作成

資料

参照記事(外部サイト)
開発事業に係る環境配慮事例集 - 北九州市
関連項目(ガゾーン内)
地の果て、不動山 - 平尾台南東壁の山。南斜面を「地の果て」と呼ぶ。
櫨ヶ峠隧道 - 内部は素掘りで、壁面はコンクリート吹付。

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