2008年10月11日更新
北九州市立埋蔵文化財センター 2005年6月
北九州市立埋蔵文化財センターは、1983年に北九州市立考古博物館として開設された。その考古博物館は2002年に新設された「いのちのたび博物館」に集約され、以降は室内テーマパーク的な「いのちのたび博物館」に対して、学術色の強い施設となっている。展示もあるが、一般客には馴染みのない施設だ。
建物はは高層アパートと九州厚生年金会館に挟まれた平坦な場所にある。が、付近の斜面地にある北九州市立中央図書館(磯崎新設計、1974年)よろしく正面に広い階段広場を造成して2階に玄関を設けた。1階の奥半分がピロティ駐車場だから、広い平面の展示空間を確保するために玄関ごと2階へ持ち上げたのだろう。考古博物館の頃は、1階が駐車場と埋蔵文化財調査室、2階が考古博物舘、3階が収蔵庫だった。
正面全面に柱廊の空間を確保し、深い庇の奥の中央にガラス張りの玄関を置く。平べったい建物が階段の上にあるため、通りからは柱廊と庇しか見えない。ギリシャ神殿の高さを1/3に押し潰して、あっさり風味にプレハブ化したような印象だ。表裏が明快な建物で、側面はタイル張りの大壁面、裏はモルタル塗りの大壁面になる。
2005年6月22日作成
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Kitakyûsyû Municipal Center for Archeological Properties