ガゾーン関門都市圏

2008年10月11日更新

飛幡ビル

設計・施工
日本設計(設計)
竣工・規模等
1990年9月28日竣工、S/RC、地下1階 地上8階、延床面積1万5838㎡、駐車場500台
場所
北九州市戸畑区飛幡町2-2
画像

飛幡ビル 2003年1月

あらまし

飛幡ビルは、八幡製鐵所総合センター内にある賃事務所。総合センターと同じ意匠を用いたお揃いの建物。総合センター内に建設したのは、取引企業の利便性を図るためだろう。かつて八幡製鐵所本事務所があった枝光周辺には多数の関連企業が事務所を構える。

建物は遠景として眺めると、その単調な形状から一昔前の庁舎のように見える。あるいは外壁に取り付けられた配管類などから生産設備と見まがう。写真は夕日を受けて穏やかな印象だが、金属質な灰色の外壁に太い管がまといつき、妻側には荒い格子で囲った外付け階段室が張りつく。

場所が場所だけに、はじめて見たときは化学プラントかと勘違いした。しかし間近に近寄って目を凝らすと、さりげないが上質さが際立つ建物だ。ハイテクスタイルの先駆けと言えなくもない。

内部はセンターコア方式で、1階に会議室、郵便局、現金自動預け払い機、旅行代理店、歯科医院などがあり、2階から7階が貸事務所。3階にも会議室があり、地下は貸倉庫になっている。都心でもこれだけ充実した業務ビルはそう多くない。北九州はこういう高級ビルが市内各地に分散するために、都心の業務集積が弱い。

竣工は情報化社会の到来前だが、外壁の配管類を使って光ケーブルを引き込み、当世風ビルに変貌した。設計概念に拡張性があったのだろう。

2005年6月19日作成

資料

参照記事(外部サイト)
飛幡ビル公式ホムペ
関連項目(ガゾーン内)
八幡製鐵所総合センター - 八幡製鐵所の三代目本事務所に相当。

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Tobihata Building