ガゾーン関門都市圏

2008年10月18日更新

豊前海水産会館

設計・施工
古川照貴=檀建築設計事務所(設計)、アイサワ工業(施工)
竣工・規模等
1996年3月竣工、S、地上3階、延床面積1097㎡
場所
苅田町磯浜町1-2-6
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豊前海水産会館

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豊前海水産会館横の漁船溜り

あらまし

豊前海水産会館は、漁業組合員の事務所と貸会議室などが入る建物。発注者は(財)豊前海区海洋環境保全協議会。門司行橋線(苅田臨海工業線)の沿道、苅田港本港地区の奥にある漁船溜まりの南岸にある。工業地帯の汚れた港と産業道路に面した環境はなかなか男気だ。

苅田海上保安署の開所式や九州運輸局のタクシー安全講習会が開かれるなど、漁業組合員に限らず幅広く利用があるようだ。建物はヨーロッパ調。煉瓦と石材で表現した外観は欧米ではいまだめずらしくないが、日本でこれだけきっちりつくった建物はあまり見かけない。窓は上下窓ではなく両開きのようだ。1階は円弧アーチの飾りがつく。

正面は中央を凹ませてガラスをはめ込み、玄関ポーチを前へ伸ばす。玄関両脇の柱はその上の厚い軒(コーニス)を支え、軒上にはガラスの破風(ペディメント)を飾る。ギリシャ建築の意匠は本来なら建物に重厚さを加えるはずだが、処理が雑なため建物の魅力を損ねている。簡単に言って、玄関だけが日本の官公庁の出張所風だ。

どうせなら玄関部分も重重しく煉瓦と石材で覆って塊感を出したほうがよかった。和洋折衷にする必要はなかったのではないか。

2006年3月9日作成

資料

参照記事(外部サイト)
作品紹介 - アイサワ工業
関連項目(ガゾーン内)
門司行橋線(苅田臨海工業線) - 同線の最終工区。6車線の産業道路。
新飯塚ステーションホテル - 麻生開発のビジネスホテル。波形の煉瓦張り。

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The marine products assembly hall of Buzenkai district