ガゾーン関門都市圏

2009年9月5日更新

平尾台自然観察センター

設計・施工
二村京一デザイン事務所(内装)、鶴田建設(施工)
竣工・規模等
2000年竣工、地上2階、延床面積724㎡、事業費10億円
場所
北九州市小倉南区平尾台1-4-40
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県道側の側面

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正面 といっても1階に玄関はない

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県道側の反対、玄関のある側面

あらまし

平尾台自然観察センターは、福岡県(と北九州市)が環境庁の補助金を受けて開設した北九州国定公園・平尾台の拠点施設。運営は三セクのハートランド平尾台。同社は北九州市から平尾台自然の郷の運営も受託する。狭い平尾台に二つの公共施設が必要だったかは疑問だが、観察センターは「学術」、自然の郷は「娯楽」と棲み分ける。

観察センターは平尾集落の中心地にあり、周囲には駐車場や商店のほか、住宅や小学校分校などがある。公共交通としては、平尾台麓にある平尾台観光タクシーが補助金をもらって中谷バス停からここまで乗合タクシーを運行する。平尾台観光客のうち乗合タクシー利用者は1%に満たないという。路線バスはとうに廃止されたが、乗合タクシーの維持も難しい状況だ。

斜面建築

建物は三つのブロックからなり、玄関のあるコンクリート打放しの中央部分の北側斜面に片流れの翼部を接続し、南側平面にも同じ傾斜の片流れの翼部を加える。全体としては北に長く、南に短い招き屋根風の配置。平より妻が広く、妻がファサードをなす。玄関は県道とは反対側の西側の高い位置にある。内部は展示室、会議室、研修室があり、屋上は展望台。

斜面建築と紹介したいが、実のところは敷地を削って平らに建てただけで、「なんちゃって斜面建築」というべきか。同じような斜面地に立地する建物としては、磯崎新設計の北九州市立中央図書館(1975)が名高い。

2005年8月10日作成

資料

参照記事(外部サイト)
平尾台自然観察センター公式ホムペ
関連項目(ガゾーン内)
平尾台自然の郷 - 平尾台の鉱山跡地に造成した自然体験公園。
北九州市立中央図書館 - 磯崎新設計。斜面地にカマボコ形の建物を配置。
北九州ユースホステル - 斜面に逆らって反り返る。異形の斜面建築。

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