ガゾーン関門都市圏

2009年8月7日更新

風の丘葬斎場

設計・施工
槇文彦(設計)、飛島建設(施工)
竣工・規模等
1996年7月竣工、RC/S、地上2階、敷地面積3万3316.85㎡、建築面積2514.50㎡、延床面積2259.88㎡
場所
中津市大字相原3032-16
画像

風の丘葬祭場 玄関 ※写真は自動車の前照灯で強制照明

あらまし

風の丘葬祭場は、中津市が運営する火葬場。市街地から国道212号を南へ3kmほど下った旧三光村の丘陵地にある。火葬場の立地は周辺住民の理解を得にくいため、方形墳を一隅に置く大公園を造成し、大地と密着した佇まいを見せる彫刻のような建築群を配した。火葬場でありながら市民の憩いの場として遠足や集会で利用される。

この建物は1990年代の建築作品の最高傑作の一つに数えられる。海外からの注目度も高い。賞賛一辺倒で否定的な意見が皆無なのは、思想の深遠と実際の完成度が両立しているからだ。加えて、槇文彦が「その時代の社会が潜在的に期待していた形」(大野秀敏)を具現化する能力に長けていたせいもあろう。

わたしはこの施設を見学したことがなく、この作品を取り上げた記事は数が多い。写真は名古屋大学の丸山一平氏、考察は東京大学の大野秀敏氏の記事が優れているから、そちらを参照されたい。

2005年7月18日作成

資料

参照記事(外部サイト)
風の丘葬祭場 - 槇総合計画事務所
風の丘葬斎場 - 建築業協会
槇文彦における部屋性の獲得―風の丘葬祭場を見て - 大野秀敏
風の丘葬祭場 - 丸山一平
関連項目(ガゾーン内)
小幡記念図書館 - 槇文彦設計。高さを抑え、地面を這うように幅を持たせる。

ご意見等

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