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2008年10月19日更新

小倉競馬場

設計・施工
日本競馬施設+東畑建築事務所(設計)、フジタ+間組+淺沼組+大成建設+安藤建設+錢高組+西松建設+松尾建設+三井建設+新日本製鐵(施工)
竣工・規模等
1997年9月着工、1999年6月竣工、SRC/S、地上7階地下1階、敷地面積13万0555㎡、建築面積2万4902㎡、延床面積8万1434㎡、収容人員約2万人、総事業費不明(スタンド棟183億円)
場所
北九州市小倉南区北方4-5-1
画像

小倉競馬場 2005年8月

あらまし

小倉競馬場は、日本中央競馬会(JRA)が運営する競技施設。競馬場の歴史は古く、1908年に東洋競馬会が戸畑に建造した競馬場で4日間の競馬を開催したことに始まる。1910年に小倉競馬倶楽部と改称、1919年に戸畑から三萩野へ移転した。1931年に三萩野から北方へ移転した。

戦前の馬券販売は全国で大商いだったようで、利権に目をつけた国は1937年に日本中央競馬会の前身・日本競馬会を設立した。小倉競馬倶楽部はこのとき同会に吸収合併されて現在にいたる。

小倉競馬場は大駐車場を完備するほか、モノレール競馬場前駅に直結し、日本一便利な競馬場と言われる。モノレールは小倉駅と競馬場前駅の乗降客で経営が成り立たっているのであり、競馬場には都市の交通インフラを支えるための量を確保する重要な役割もある。

さらに小倉競馬場はスペースワールド門司港レトロと並ぶ北九州屈指の大集客装置であり、九州西中国一円から人を集めて北九州の消費拡大にも貢献する。

建造物

競馬は人気騎手の登場などもあってバブル景気のころに未曾有のブームを迎えた。小倉競馬場の絶頂期は1996年。1日で157億円を売上げ、年間で200万人が入場した。しかしその競馬場はというと、1931年の開場以来、1959年にスタンド(観客席)を改装しただけで老朽化が著しかった。

新スタンドの建設が構想・計画されたのは、このような時代の追い風を受けた時期だった。しかし競馬人気といっても地方競馬は凋落傾向が鮮明に現れていたから、日本中央競馬会は小倉競馬場から旧来の「賭博場」のイメージを払拭して、「レジャー施設」に模様替えしようと考えた。

新スタンドは単なる観客席ではなく、乗馬センターを見渡せる芝の観覧席、セットバックした緑のテラス、日本庭園なども配置して、観客がのんびりくつろげるようにした。下見所には木の葉を模した大屋根をかけ、雨天時でも出走馬の下見ができる空間を確保した。

館内には各種レストランや子供を遊ばせる施設などがあり、家族揃って一日楽しめる競馬を中心としたテーマパークとなっている。家族で競馬場へという発想はどうかと思うが、パチンコ屋よりは健全だろう。馬券購入はたしなむ程度ならたいした金額にはならないし、全レースを観戦すれば1日は暮れてゆく。

2005年9月4日作成

資料

参照記事(外部サイト)
小倉競馬場 - 日本中央競馬会
小倉競馬場 - The Race Course
小倉競馬場写真集 - サラナビ
小倉競馬場 - 九州馬事探訪
関連項目(ガゾーン内)
ウインズ八幡 - 場外馬券売り場。南フランスの海浜リゾートが主題。
北九州穴生ドーム - 全天候型のドーム式多目的運動場。テント屋根。
北九州メディアドーム - 小倉競輪場跡地に新設した大空間軸力ドーム。
北九州市立大学本館 - 池原義郎設計。階段状に駆け上がり高さを強調。

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