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2007年02月12日更新

小倉北区役所 庁舎

設計・施工
久米設計(設計)、竹中工務店JV(施工)
竣工・規模等
1998年竣工、1999年01月04日開庁、SRC/S、地上8階地下2階、延床面積1万8419㎡
場所
北九州市小倉北区大手町1-1
画像

小倉北区役所庁舎は、北九州市の行政区の一つ、小倉北区の事務所。北九州市役所の第三庁舎でもあり、床に占める割合では市役所のほうが大きい。区役所だけならここまで大きな庁舎は必要なく、3階建てで間に合う。

新庁舎は1999年1月4日に開庁した。以前の庁舎はリバーウォーク北九州(2003)の位置にあり、当初は現地の再開発ビルに新区役所を組み込む計画だった。しかし1994年4月の「小倉北区役所敷地拠点開発構想素案」に新区役所の掲載はなく、三萩野の旧国鉄用地と大手町の現在地が移転候補地に挙げられた。

1980~90年代の三萩野には、最先端の商業施設の建設と区役所の移転により都心南下を促すという野心があった。夢破れて前者の位置にはメディックス三萩野(2003)が建ち、後者の位置にはポレスターメガシティ小倉が建設中だ。新庁舎は市役所の機能を持つことになり、第二庁舎(1982)の隣が適地と相成った。

建築計画では第二庁舎との一体化が主題だった。二つの建物を空中回廊で連結しただけでなく、建物の高さを揃えた。外観は第二庁舎の帳壁(カーテンウォール)に着想を得て、全面カーテンウォール化を推し進めた。16年の歳月が経過したのだから、似せるだけでなく進化が必要と考えたようだ。

外観の特徴をなすのは1~2階の大曲線を描く透明なガラス箱。この2層吹き抜けの待合室をもって「ガラス張りの行政」を表現したらしい。取ってつけたようなわざとらしさが行政の実際を仄めかしている。改装業者に急ごしらえで取り付けさせたような出来栄えではないか。

参照記事(他サイト)
小倉北区役所 - 建築写真集NO
関連項目(ガゾーン内)
北九州市役所第一庁舎 - アメリカ合理主義に則った事務所建築
アシスト21 - ガラス建築に日除け。客船風の外観を持つ公共施設。
海峡ドラマシップ - ガラスに日除け。上方へ反り返った楕円のガラス建築

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