2005年08月10日更新
九州歯科大学付属病院は、県立単科大学の付属病院。既存施設を利用しながら同一敷地で大学全体を建て替える計画の第一期事業。第一期が付属病院で、第二期が大学施設という順番になる。
付属病院は「5層吹抜けアトリウムを中央に配することによって、自然採光による快適な室内環境と、外来患者にわかりやすい明解な平面構成を実現した」(日本設計)。
外観はコンピュータの基盤風。コンクリートの外壁を基盤とすれば、窓はそこに焼きつけたシリコンチップのようなものだ。なんとなくインテリっぽく見えるせいか、最近の大学施設はこんな感じの建物が多い。
内部は見学したことがないのでなんとも言えないが、肝心の建物の配置がよくない。国道3号に面した敷地にありながら、付属病院は国道に面した場所ではなく、敷地奥にある。
ここは大学の付属病院とはいえ歯科だから、入院患者は少なく外来患者ばかりだ。国道3号側に車寄せを穿って付属病院を表側に出したほうが適切だったろう。ちなみに産業医科大学は付属病院が大学施設よりも前面にある。
病室のない病院ゆえに業務ビルのように背が高い。夜になれば塔屋に赤い航空障害灯が点る。地上の階数は11階しかないが、高さは60m以上あるらしい。
県財政の逼迫から第一期後は音沙汰がなかったが、2005年になって第二期(講堂棟、学部棟)の工事が始まった。2006年末には大学全体の建て替えが終わる。
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Kyûsyû Dental College Hospital