ガゾーン関門都市圏

2008年10月19日更新

九州歯科大学付属病院

設計・施工
日本設計(設計)、奥村組(施工)
竣工・規模等
1999年5月竣工、SRC/S、地上11階地下1階塔屋3階、延床面積2万5384㎡
場所
北九州市小倉北区真鶴2-6-1
画像

九州歯科大学付属病院  裏手から

あらまし

九州歯科大学付属病院は、県立単科大学の付属病院。既存施設を利用しながら同一敷地で大学全体を建て替える計画の第一期事業。第一期が付属病院で、第二期が大学施設という順番になる。

県財政の逼迫により第一期の竣工後は音沙汰がなかったが、2005年になって第二期の工事が始まった。2006年末に講堂棟と学部棟が竣工し、大学全体の建て替えは、10年の歳月を費やして2008年末に終わる。

建造物

大学病院とはいえ歯科だから入院患者は少ない。病室の占有率が小さいため、業務ビルのように背が高い。夜になれば塔屋に赤い航空障害灯が点る。地上の階数は11階しかないが、高さは60m以上あるらしい。

外観はコンピュータの基盤風。コンクリートの外壁を基盤とすれば、窓はそこに焼きつけたシリコンチップのようなものだ。なんとなくインテリっぽく見えるせいか、最近の大学施設はこんな感じの建物が多い。

内部は「5層吹抜けアトリウムを中央に配することによって、自然採光による快適な室内環境と、外来患者にわかりやすい明解な平面構成を実現した」(日本設計)。

気になるのは建物の配置だ。外来患者ばかりなら、国道3号側に車寄せを穿って付属病院を表側に出したほうが適切だったろう。外向けの病院を大学棟の裏に隠すのは変だ。ちなみに産業医科大学は付属病院が大学施設よりも前面にある。

2005年8月10日作成

資料

参照記事(外部サイト)
九州歯科大学 - 日本設計
関連項目(ガゾーン内)
九州歯科大学 - 同一敷地で大学全体を建て替える計画の第二期。
北九州市立大学本館 - 池原義郎設計。階段状に駆け上がり高さを強調。

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