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2005年08月05日更新

新飯塚ステーションホテル

設計・施工
永田建築事務所(設計)、鹿島建設(施工)
竣工・規模等
1996年03月01日開業、客室数168
場所
飯塚市芳雄町4-20
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新飯塚ステーションホテルは、麻生グループの不動産関連企業、麻生開発(本社、飯塚市)のビジネスホテル。同社はこのホテルのほか、スポーツ施設やガソリンスタンドなど14の店舗・施設を運営する。

建物は煉瓦を採用した外壁が目を引く。遠目には普通の煉瓦張りだが、近寄ると煉瓦がよい具合に風化して、築9年とは思えない上質な雰囲気を醸す。どんな仕掛けがあるのだろうか。

この外壁は、表面を山形(∩型)処理した煉瓦と、谷型(∪型)処理した煉瓦を交互に積み上げたものだ。2枚目の写真を見れば壁面が水平方向に波打っているのが分かる。波形処理が光の反射角度を変化させ、壁面に微妙な陰影を作る。しかしこれだけなら陰影は単調になるはずだ。

山形煉瓦と谷形煉瓦は形状が異なる。煉瓦半分ずらして積み上げても隙間がきっちり埋まるわけではない。そこで、この建物は接着剤のセメントを煉瓦の間にたっぷり挟んだ。このセメントが壁面の彫りを深く見せる。拡大すると雑な仕事に見えるが、ここをつるつるに磨き上げると風合いは出ない。

ホテルはJR新飯塚駅西口から歩いて5分の麻生タウン(芳雄町)にある。ホテルの裏手が線路とはいえ、名に偽りがあるという印象は否めない。駅のホテルでもないのにステーションホテルを騙ることにためらいがあったのか、玄関左手の壁に蒸気機関車の車輪を埋め込む。なかなか印象的な演出だ。

残念なのは建物正面のコンクリート打放しの骨組み。透明板を張って玄関ポーチとしたり、布を被せて店舗前の日除けにしたりと大活躍するものの、重厚な建物本体に対して線が細すぎて似合わない。蔦を絡ませればよい雰囲気になるかもしれないが、改装の際に撤去して造り直したほうがよかろう。

参照記事(他サイト)
新飯塚ステーションホテル
関連項目(ガゾーン内)
新飯塚パークプラザ - 麻生開発。駐車台数1551台の超大型駐車場
のがみプレジデントホテル - 結婚式場の上に客室を追加したホテル

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Sin Îzuka (Shin Iizuka) Station Hotel