2005年09月09日更新
サン・ミッシェル教会は、結婚式場のベルクラシック八幡が併設した教会。要するに結婚式場。運営はベルコ(本社、兵庫県西宮市)で、同社は1989年に新九州互助センターからベラムール八幡玉姫殿(現、ベルクラシック八幡)を取得した。
しかしベルクラシック八幡は単なるハコで、取得したころにはもう時代遅れだった。結婚を夢見る女の子には受けそうにない。そこで、2001年に「おとぎ話に出てきそうなレンガ造りの温みある外観の本格派独立型チャペル」を西側の隣接地に建設した。
教会は交通量過多な国道3号沿いにあり、周辺環境はあまりよくない。道路に面した南側が正面で、急な階段を上って玄関を入ると、内部は13mのバージンロードが南から北へと伸び、三つのステンドグラスがはめ込まれた北壁の下に祭壇がある。120名が列席できるという。
披露宴会場として教会の左手に70名収容のハウスレストラン「アルページュ」を併設した。ここのバーカウンターを利用したハウスウエディングも可能だという。
教会型の結婚式場は1990年代半ばごろから流行りだし、2000年代半ばの現在はハウスウエディングか独立型チャペルかといったところだ。サン・ミッシェル教会は北九州では比較的早く時流に乗ったほうで、建材をヨーロッパから直輸入して、設備、仕様、外観すべてで最高級を目指したという宣伝文句がわたしの耳に止まった。
とはいえ、正面はディズニーランドのハリボテにしか見えず、裏に回ると大いに手抜きした建物に見える。まあ新しい建物はこんなものだ。本物ならば風雪を受けて風格を増そう。2007年に黒崎バイパスが開通すれば交通量は減るはずで、周辺環境はぐっとよくなる。
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St. Michel Church, of Bell Classic Yahata (Wedding Hall)