2006年12月23日更新
カモンワーフは、あるかぽーと開発の目玉施設の一つ。役所言葉で「フィッシャーマンズワーフ」(漁船溜まりの意)と呼ばれる施設で、本家はサンフランシスコにある。海辺の景観や爽快感を売り物にし、新鮮な海産物を扱う食事処を中心に、水産関係の市場や土産屋、居酒屋などを集めて、観光客を呼び込むことが目的だ。
唐戸に漁船溜まりはないが、隣に卸売りの唐戸市場が立地し、新鮮な海産物が集まる。カモンワーフには鯨料理を提供する「鯨屋」や、ふぐ料理を提供する「ふくの関」など15のレストランほか、持ち帰り店が8店舗、市場が4店舗、小売店が6店舗(2005年時点)入居する。夏は夕涼みしながら屋上のビアガーデンで一杯やれる。
下関には社用族が飲み食いする場所(=夜の歓楽街)はあっても個人で飲み食いできる場所はファミレスくらいしかない。カモンワーフには観光客だけでなく市民も集まって商売は繁盛しているそうだ。専門の料理屋というのは一見さんには取りつきにくい。値段が高いこともあるが、なにより入りづらい雰囲気がある。こういう飲食複合施設であれば気軽に入れてよい。
ただ、建物は郊外スーパーのような安っぽい造りだ。周囲の建物(唐戸市場、海響館)がよいだけに残念な気がする。しかし食事処は清潔さが要求されるから、100年耐用の建物は向かない。好意的に解釈すれば、10年ごとに建て替えたほうが消費者の支持が得られるという判断か。安普請といってもツボは抑えた構造で、唐戸泊地側をガラス張りにして、関門海峡の景観をうまく取り込む。
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Kamonwharf