ガゾーン関門都市圏

2008年10月22日更新

JR本城駅

設計・施工
未調査
竣工・規模等
2003年3月15日開業、事業費11億5000万円
場所
北九州市八幡西区千代ヶ崎1丁目
画像

JR本城駅

画像

車寄せ 自転車駐車場の下

あらまし

JR本城駅は、北九州市若松区にあるJR筑豊線(若松線)の委託駅。折尾―二島間は駅間に距離があることから、地元の要望に応じて新駅を設置した。駅舎は最近のご多分に漏れず橋上駅で、建設費は1.5億円。駅前広場、公共連絡通路、自転車駐車場の建設には北九州市が道路事業から10億円を投じた。

乗客わずか828人/日(2003)の駅に対して破格の投資がなされたのは、学術研究都市への玄関という位置づけだったからだ。必要性だけで言えば、安部山公園駅よろしく歩道橋をあちらからこちらへ渡して、自動改札を一台設置すれば十二分に用は足りた。ちなみに安部山公園駅の乗客は2237人/日(2003)。

人を寄せつけないまちづくり

駅舎や駅前が立派なのは学術研究都市の客人によい印象を与えよう。しかし客人が折尾駅でなくて本城駅を利用するかは、大いに疑問が残る。駐輪場を上げ底の建物2階に設けたのは納得できない。億単位の投資をして、見返りは「客人の目から自転車を追い払う」だけだろうか。

駐輪場を設置する場所が地上になかったとは言えまい。駅前が利用者で混雑してかなわないとも言えまい。上げ底2階の380台程度なら、車寄せ(写真2枚目)を後退させ歩道を広げて、線路沿いの場所に柵を設ければそれで十分だった。そのほうが断然使い勝手がよい。

スロープを建設した、エレベータを設置した、だからバリアフリーだと当事者は主張するが、そんなものはバリアフリーでもなんでもない。たかが自転車を止めるのにスロープやエレベータを必要とする、それ自体が大障壁になっていることになぜ気づかないのか。

利用者の行動心理と使い勝手を無視した設備は利用促進が難しい。北九州市は都心でもこの類いの愚の骨頂を大規模にやらかして、人を寄せつけないまちづくりに励んできた。いいかげんに目を覚ましてほしい。

2005年9月12日作成

資料

参照記事(外部サイト)
なし
関連項目(ガゾーン内)
JR西小倉駅 - 2003年開業の新駅舎。橋上駅となり北口を追加。
JR門司駅(第一期) - 2004年開業の新駅舎。橋上駅となり北口を追加。
JR朽網駅 - 2005年開業の新駅舎。新空港の玄関として空港口を追加。

ご意見等

公開 私信  

©2010 ガゾーン 転載自由。著作権は関門通信またはその情報提供者に属します。

JR Honzyô Railway Station