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2010年8月21日更新

JR西小倉駅

設計・施工
久保直=西部交通建築事務所(設計)
竣工・規模等
2003年3月29日開業、S造、地上2階、延床面積637㎡、事業費13億6600万円
場所
北九州市小倉北区室町3丁目
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JR西小倉駅 南口駅舎 2010年7月

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JR西小倉駅 南口駅舎(建設中) 2003年2月

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改札前 2003年4月

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北口 2003年4月

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北口連絡通路 上の高架は山陽新幹線 2003年4月

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門司港駅前から西小倉駅南口へ移転したJR九州北部九州地域本社 / JR貨物九州支社 2010年7月

あらまし

JR西小倉駅は、北九州市小倉北区にあるJR日豊線とJR鹿児島線の旅客駅。形式は島式乗り場2面4線と対向式乗り場1面1線の地上駅。1974年に日豊線の旅客駅として開業した。西小倉は小倉から800mしか離れておらず、JR日豊線およびJR鹿児島線全線の駅間としては最短距離だ。乗車人員(降客除く)は4226人/日(2006)。

西小倉駅としての歴史は浅いが、この位置にはかつて小倉駅があった。小倉駅は1891年開業。1958年に紫川東側の浅野一丁目へ移転して、室町三丁目の駅はいったん廃止された。1974年に国鉄日豊線の駅として再開、1987年に鹿児島線も停車するようになって現在にいたる。

新駅舎

設計の久保直氏は、出色の出来と評価の高い小倉駅南北公共連絡通路を担当した建築家だ。かれが経営する西部交通建築事務所は門司港に事務所があるから、JR九州とは長い付き合いのある会社だろう。当然に駅の関連施設は得意分野のようで、JR宮崎駅やJR博多駅コンコースもかれが手がけた。

西小倉の新駅舎はJR九州とは関係なく、北九州市建設局が国庫補助を受け道路として建設した。橋上駅は歩行者専用道路という名の道路だ。最近の駅舎は押しなべて橋上駅だが、橋上駅が便利だという以前に、地上駅では「道路」と言い訳できないという事情がある。橋上駅は公共事業で駅舎をつくるための方便にすぎない。

西小倉駅は道路としてはTの字の動線になる。南口は待合室から東西に階段を下ろす。待合室部分は円筒形のエレベーターが上下に貫く。待合室が上げ底だからトンカチを逆さにしたように不恰好だが、歩道橋は元来こういう構造だ。待合室内部は白と黒で統一し、窓枠に木をあしらう。飲み屋風の空間はおよそ駅舎らしくない。

北口は国道が駅舎と同じ高さにあるため、線路上を通路がまっすぐ伸びて道路に行き当たる。通路の壁は打抜金網(パンチングメタル)の折板を横張りで用いる。欄干に埋め込んだ電灯が夜間は陰影をつけて、実際はペラペラだが分厚い防壁の雰囲気をかもす。小倉駅南北公共連絡通路もそうだが、久保氏は通路の設計がうまい。

2007年7月27日作成

資料

参照記事(外部サイト)
なし
関連項目(ガゾーン内)
小倉駅 - 北九州市の拠点駅。駅舎内に駅前広場を取り込む。
JR本城駅 - 2003年竣工の新駅。上げ底2階の駐輪場が無駄。
JR門司駅(第一期) - 2004年開業の新駅舎。橋上駅となり北口を追加。
JR朽網駅 - 2005年開業の新駅舎。新空港の玄関として空港口を追加。

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JR Nisi Kokura Railway Station