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2008年10月22日更新

筑豊緑地室内プール

設計・施工
山口・修成・アリオ特定建設工事共同企業体(室内プール施工)、坡平・三木特定建設工事共同企業体(50mプール施工)
竣工・規模等
室内プール 2004年3月竣工、RC/S、地上2階、施設面積約3000㎡、延床面積3465.65㎡、事業費6億9529.1万円
50mプール棟 2005年6月竣工、RC、地上2階、延床面積2158.79㎡、事業費5億5558.65万円
場所
飯塚市仁保字高尾8-25
画像

筑豊緑地 室内プール棟 2005年7月

あらまし

筑豊緑地室内プールは、福岡県営筑豊緑地にある同公園のシンボル施設。国道201号の公園入口から坂道を上った正面にあり、公園に入って真っ先に目に入る。

室内プール棟は2004年の竣工。25m温水プールを中心として、周囲に子供プール、幼児プール、スライダープールなどを備える。小さなサウナもある。2005年に筑豊地域で唯一の国内公認プールとして、野外の50mプール棟を増築した。

室内は年中使えるが、野外は夏季(7~9月)のみの営業。2005年度の利用案内によれば、利用時間は9~21時(日曜と祝日は17時)。利用料は一般550円、生徒350円、児童250円。

建造物

室内プール棟はメディアドーム(1998)に似ている。最近の体育施設は切込み付きドーム屋根が定番で、この建物も多分に漏れない。体育施設は窓を設けることができず、内部が暗くなりがちだから、屋根に隙間を設けて採光や採風する。

しかしプールは壁に制約があって窓を設けられないことはなく、実際この建物は窓が多い。ガラス張りの部分さえある。屋根から採光する必要性は感ぜられない。ガラスの切妻屋根を乗せた骨太の車寄せも気になる。曲線主体の建物に対して不釣合いだ。

設計者は当世風の設計モジュールを取り入れることに貪欲だが、自分で深く物事を考える人ではなかったようだ。全体として破綻があるわけではない。きれいにそつなくまとまって、見る前から見飽きたような完成度を誇る。

大手設計事務所が手がけた建築は当り障りのないものが多い。特に公共施設の場合は妙なデザインを取り入れると税金の無駄遣いと叩かれるから、最近は無難に傾く傾向が強まった。しかし地方で建物に金をかけられるのは公共施設しかない。地域の建築文化の担い手として、設計には独自性がほしい。

2005年8月23日作成

資料

参照記事(外部サイト)
筑豊緑地 - 福岡県公園管理センター
関連項目(ガゾーン内)
大谷体育館 - 新日鐵八幡製鐵所の新体育館。レーモンド建築の後継。

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Swimming Pool Facility, Hukuoka Prefectural Tikuhô Green Zone