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2008年10月23日更新

グランプラス セント・バレンタイン

設計・施工
未調査
竣工・規模等
2005年9月17日開業、敷地面積2150㎡、地上6地下1階(尖塔57m)、事業費30億円
場所
下関市竹崎町4-2-22(下関駅東口)
画像

シーモール2階玄関から見たグランプラス・セント・バレンタイン

あらまし

グランプラス セント・バレンタインは、日本セレモニー(本社、下関市)が運営する結婚式場。下関駅の東口駅前に立地する。

建物はロンドンのセントポール大聖堂を雛型にした。外壁は土のような素朴な風合いだ。地上57mの尖塔を持つ大聖堂は西日本最大級だという。イタリア・テルニ、オーストリア・サンクトバレンタイン、フランス・パリの世界三大セントバレンタイン教会から公式認定された日本で唯一の教会。

駅前のゴジック建築はヨーロッパの「雰囲気」を再現したものだが、調度品はあちらの本物だ。ステンドグラスはニューヨーク ヘンリーバーケンストック・スタジオ社の1910年製。祭壇はイギリス ロバートミルズ社製。実際にヨーロッパで使用した骨董品だという。パイプオルガンも備える。

結婚式場は新築志向が強く、短期で償却する量産タイプの仮設建築が多い。日本セレモニーはその対極にあり、大枚を投じて本格的な建物を建設する。仮設建築系の全国チェーン、アーフェリーク迎賓館の標準店舗(1バンケットタイプ)は建設費と敷金保証金で3億1200万円ということだから、この建物はその約10倍の金がかかっている。

きらびやかな外観と冴えない立地が結婚式場の定番だ。日本セレモニーはこの点に関しては多分にもれず、準工業地域など地価は安いが周辺環境がよくない場所に立地する傾向が強かった。同社の最新結婚式場で主要駅の駅前に陣取るのはこれが初めてではないか。バブル期の「都市型ホテルで結婚式」のリバイバル狙いか。

この場所にはかつてサンロードがあった。サンロードは地元商店複合施設として1977年に開業。しかし烏合の集まりで、業績不振のまま1988年に閉鎖した。土地は東亜大学が買収し、都心校舎を建設する予定だったが、大学の経営資金を工面するために2003年に約6億円で売却した。

2006年2月18日作成

資料

参照記事(外部サイト)
グランプラス セント・ヴァレンタイン公式ホムペ
関連項目(ガゾーン内)
アモーレヴォレ・サンマルコ - ベネチアのサンマルコ寺院を模した結婚式場。
サン・ミッシェル教会 - ベルクラシックの教会型の式場。本格派の走り。
アーフェリーク迎賓館(小倉) - ハウスウェディング。3年償却の仮設建築。
アルカディア小倉 - 結婚式場のテーマパーク。仮設建築の集合体。

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Grand-Place St. Valentine (Wedding Hall)