ガゾーン関門都市圏

2008年10月25日更新

幹線12号(ひびきの工区、払川工区、竹並バイパス)

設計・施工
北九州市建設局(担当)
竣工・規模等
ひびきの工区=2004年10月28日供用、延長610m×幅員32.0~40.0m、4車線+両側歩道、事業費14億円。払川工区=2005年12月6日供用、延長1200m、4車線+両側歩道、事業費―。竹並バイパス=2005年4月5日供用、延長2300m、4車線+両側歩道、事業費―。
場所
北九州市若松区ひびきの―頓田
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本城払川線との交差点付近から幹線12号払川工区を望む

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同上から本城払川線との交差点、ひびきの工区を望む

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幹線12号 2001年工区にある歩行者専用の眼鏡橋

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幹線12号(国道495号竹並バイパス) ひびき大橋

あらまし

幹線12号(折尾頓田線、国道495号)は、水巻町境の国道3号日吉から、日の峰、浅川中東を経由、学術研究都市の南をかすめて北九州芦屋線を横切り、響灘緑地の西側で国道495号に合流して若松北海岸の若松発電所前へいたる都市計画道路。

浅川中学校東から若松発電所前までが2001年、2004年、2005年の三度にわたって開通した。国道3号日吉から浅川台2までは未整備区間として残る。2005年に供用された区間は、学研都市とひびきコンテナターミナルを一直線に結ぶ。

学研都市を骨格を成す三つの幹線道路(学術研究都市大通り線、本城払川線、幹線12号)はどれも道路規格としては最上級だ。街なかでこれらに匹敵する道路と言えば、八幡駅前の国際通りくらいしか思い浮かばない。

郊外の道路が良好なのは当然だが、最上級のインフラを造成して街なかの人間を誘惑するものではない。北九州市は人口減に加えて世帯減になる日が近い。八幡東区はすでに過疎の山村並みの激しい世帯減に蝕まれている。市街地を郊外へ拡大する余力はどこにもないはずだ。

ひびきの工区、払川工区

ひびきの工区や払川工区の沿道では都市再生機構が事業施行者となって宅地開発を進めている。第一期(南部)は開発面積約121.4ha。計画戸数1060戸は北九州市の年間世帯増加数の四分の一に相当する。計画人口約3500人は北九州市の年間人口減少数にほぼ等しい

商業開発では2005年6月に本城払川線との交差点(写真2)にナフコ学研都市店が開業した。本城払川線とは異なり、払川工区の沿道に面した土地は商業用地になる。区画割りが小さいことから大型店は想定していないようだが、コンビニや食品スーパーの類いはそのうち進出するのではないか。

沿道で目立つのは、2001年工区を立体交差する歩行者専用の眼鏡橋(写真3)。ここらは丘陵地を削って道路を敷いたため、住宅地が二つに分割された。郊外だから通行車両の走行速度も高く、道路横断には危険が伴う。通学路の安全確保と学研都市の装飾を兼ねて架けたのだろう。

国道495号竹並バイパス

幹線12号は学研都市から北上し、北九州芦屋線を横切って若松発電所前へいたる。響灘緑地西側から北の区間は国道495号竹並バイパス(写真4)と重複する。国道495号は北九州市が整備しているのだから直轄国道ではなく補助国道だ。

若松を始点とする国道495号は、幹線12号の響灘緑地西側から西に分岐し、竹並芦屋線の新設区間を経由して稲国橋へ抜ける。稲国橋から芦屋町までは4車線道路が供用済み。この新設区間(国道495号竹並バイパス竹並芦屋線部)は2010年度の供用を予定する。

国道495号よりも幹線12号を優先して整備したのは、ひびきコンテナターミナルの開港が迫っていたからだ。ひびきを起点として福岡方面への物流が増大するのなら交通量が飛躍的に伸びよう。現況では数ある北九州市内の主要幹線道路の中で、これほど車影の少ない道路は他にない。

2006年1月13日作成

資料

参照記事(外部サイト)
学研都市「ひびきの」 - 都市機構
公共事業再評価調書 国道495号竹並バイパス竹並芦屋線部 - 北九州市
関連項目(ガゾーン内)
本城払川線 - 黒崎から学研都市までが道路一本に。自然と共生。
学術研究都市大通り線 - 学研都市の目抜き通り。最上級の規格。

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