ガゾーン関門都市圏

2008年10月24日更新

門司行橋線(朽網工区)

設計・施工
北九州市建設局(担当)
竣工・規模等
1995年起工、2005年4月20日供用、延長2km、標準幅員40m、4車線、事業費65億円
場所
北九州市小倉南区大字朽網―苅田町大字松山
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パイパス朽網交差点

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広い中央分離帯

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朽網工区内からパイパス朽網方向(上り)

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空港IC入口交差点

あらまし

門司行橋線は、門司港から新門司を経由し、周防灘沿岸を南下して行橋市へ至る主要地方道。寺迫口交差点からバイパス朽網交差点までは旧国道10号を利用する。朽網工区は政令市内の区間だから、事業主体は福岡県ではなく北九州市になる。

朽網工区は、曽根バイパスのバイパス朽網交差点を起点として、県道新北九州空港線(新北連絡道路)の空港IC入口交差点手前の市境を終点とする区間。途中、日豊スワロータウンとニューズポート北九州のあいだを抜ける。空港IC入口から苅田町新浜町までの施工区間(苅田臨海工業線)は10ヵ月後に開通した。

朽網工区の道路幅員は40m。4車線+両側歩道の標準は30mだから、余裕のある仕様だ。中央分離帯はきれいに植樹され、やがて公園通りといった雰囲気になろう。無駄に広いという気がしないではないが、北九州市の空の玄関と連絡する道路だから立派すぎるくらいでちょうどいい。

北九州都心部から新北九州空港へは、都市高速1号長野出入口から曽根バイパスを経由し、この道路に乗り入れて新北連絡道路に入るのが最短距離だ。東九州道の北九州JCTは後退方向にあり、都市高速から東九州道を経由するのは相当の回り道になる。しかも東九州道は有料道路となれば、朝夕の渋滞時以外は用があるまい。

バイパス朽網交差点

バイパス朽網交差点(写真1枚目)は動線計画が悪く、開通3ヶ月で人身事故が8件も起き、1名が亡くなった。国道10号はこの交差点を直進するわけではなく、都心方向から見て右に曲がる。通行車両ももっぱらこの流れに乗る。門司行橋線朽網工区の開通以前は三叉路で、右折優先だった。

事故は、曽根バイパスから国道10号へ右折する自動車が朽網工区から曽根バイパスへ直進する対向車と衝突事故を起こすパターンと、国道10号から曽根バイパスへ左折する自動車が朽網工区から曽根バイパスへ直進する自動車を見落とすパターンに分類される。前者は正面衝突だから悲惨な結果になる。死亡事故は前者らしい。

交差点の改良では、直進を緑、右折(曽根バイパス→国道10号)・左折(国道10号→曽根バイパス)を赤に塗り分けた。道路の色分けは見苦しいと思うが、安全には代えられない。このほか、交差点内に「対向車注意」の大型補助標識などを設置した。

バイパス朽網交差点を設置した道路管理者の責任は重い。安全を第一に考えるのなら、右折優先を堅持するべきだった。朽網工区が開通したところで、先は行き止まりなのだから直進車両はきわめて少ない。実際の交通が右折で太い流れとなっているのに、交通処理でそれに逆らおうとした。朽網工区はまだ脇道扱いでよかった。

苅田臨海工業線が開通した2006年2月以降は幹線道路として機能するようになり、曽根バイパスから朽網工区へ直進する自動車が大幅に増えた。交差点を通常の十字路処理に変更するのはこのときでよかった。交差点を二度にわたり改変する手間と費用を惜しむのなら、開通を10ヶ月延期すればよかったのではないか。

2007年4月14日作成

資料

参照記事(外部サイト)
なし
関連項目(ガゾーン内)
門司行橋線(苅田臨海工業線) - 同線の最終工区。6車線の産業道路。
行橋バイパス - 行橋の中心市街地を迂回する延長5.4キロのバイパス。
新北九州空港連絡道路 - 東九州道と新空港を結ぶ地域高規格道路。
北九州臨空産業団地 - 新聞印刷団地。新造成地にトヨタが進出。

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