2008年10月23日更新
ラウンドワン小倉店 手前は浜小倉駅跡地(現在は小倉コロナワールド)
玄関面
ラウンドワン小倉店は、ラウンドワン(本社、堺市)が運営する室内型複合レジャー施設。小倉店は同社が次世代型と位置づけるスタジアム店舗。スタジアムは半径8~10kmの商圏人口が40万人以上の場合に出す大型店で、平均店舗面積は4450坪。小倉店は平均よりやや大振りか。平均投資額は10億円。回収期間は約3年。
小倉店は標準的なスタジアムとみてよい。施設構成は、ボウリングが36レーン、アミューズメント(ゲームセンター)が360台、カラオケが24室、そして、同社自慢の「スポッチャ」が3階分ある。駐車場は自走式が415台。
スポッチャは「スポーツ・チャレンジ」の略だろう。数十種のスポーツやアミューズメントが定額で3時間使える仕組みを言う。小倉店では約60種類を取り揃える。スポッチャは顧客層を従来の20代から、より上の世代に拡大するのに寄与しているという。
設計を担当したアクシス一級建築事務所はラウンドワンご用達の設計屋。もっぱらラウンドワンの店舗を手がける。以前はよくある極彩色消費建築だったが、ここ数年は銀色の金属質な建物に変化した。
郊外店の作例がなく小倉店がどうなるかと期待したが、骨組みだけのときのほうがあれこれ想像できてよかった。小倉店はハリボテの薄皮に白黒赤のペンキを塗たくった安普請だ。償却する3年後にはぺろりと剥げるのではないか。まあ、消費建築はこれでよいという気はする。10年変わらないより3年毎に改装したほうが活発に見える。
建物は東京湾岸にある大型冷凍倉庫のような雰囲気があり、西港という場所柄に似合わしい。階数は地上6階しかないが、レジャー施設ゆえに各階の天井が高く、屋上利用もある。こんな巨大なレジャー施設は北九州市内では他にない。深夜族にはうれしい存在のようで、平日の深夜0時過ぎにもかかわらず駐車場は一杯だった。
西港といえば関門港小倉地区の物流基地だ。最近は街なかの沿道(ロードサイド)へ進出を企てれば、地域住民の反対運動が起こりそうな娯楽施設、レジャー施設、物販店、ビジネスホテルなどが国道199号の沿道に集まり、不夜城を形成しつつある。ラウンドワンも朝6時まで営業する。
2006年11月9日作成
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Round1 Kokura Store (Leisure & Amusement Complex)