2008年03月05日更新
スリープイン苅田北九州空港は、ベッセル(本社、広島県福山市)が苅田臨海部の門司行橋線(苅田臨海工業線)沿道に出店した宿泊特化型のホテル。客室は一人部屋(シングル)が110室、二人部屋(ツイン)が18室。宿泊特化型だから館内にルートインのようなレストランや大浴場はない。
スリープインはチョイス・ホテルズ・インターナショナル(アメリカ)が持つ郊外型ホテルのブランドだ。宿泊料金は5985円から。「寝に入る」の名に偽りなく、最長で23時間滞在できる。広さはシングルで21㎡あり、一般のビジネスホテルの約1.5倍。全室に幅150cmのベッドと大きな仕事机を入れ、インターネット無料接続を提供する。セルフサービス式の朝食が無料でつく。
日本ではグリーンズ(本社、三重県四日市市)の完全子会社チョイス・ホテルズ・ジャパンが元締めとなり、チョイスの四つのブランド(コンフォート、クオリティ、スリープイン、クレリオン)を統括するが、ベッセルはスリープインを中国地方以西で独占的に使用する地域開発契約を1998年に締結した。苅田は同社のスリープイン7号店になる。
耐震偽造の苅田プレモントホテルはここから見える位置にある。付近には苅田港湾事務所や苅田港郵便局などがあり、苅田港の業務拠点と位置づけられる。新北九州空港からは車で飛ばして10分程度。苅田の歓楽街・京町からもそう遠くはない。苅田駅からの距離も約1kmで、歩けない距離ではない。
建物は企業の独身寮のように素っ気ない。完全無装飾で実用一辺倒の外観を眺めると、共産圏の建物のようにも見えて、かえって新鮮だった。駐車場には熊本ナンバーの車がずらりと止まっていた。アイシン九州からの出張者かと思い当たったが、自動車産業の裾野の広さを改めて思い知らされた瞬間だった。
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Sleep Inn Kanda Kitakyûsyû Airport (Business Hotel)