2007年01月31日更新
アクロスプラザ小倉は、鹿島リース(本社、東京都)が読売新聞西部本社跡地で開発した沿道型商業施設。125台収容の平面駐車場を3棟4店舗が共有するオープンモールの形態を取る。この類いは郊外ではそこかしこにあり、物珍しさは微塵もない。都心に立地することに関しては、強い憤りを感ずる。
店子は、子供服の西松屋チェーン、洋服の青山、ダイエーの近隣向け食品スーパーのグルメシティ、ハンバークレストランのびっくりドンキー。いずれも北九州市内で多店舗展開している業者だから新鮮味もない。なお、洋服の青山はモノレール通り沿いの公団住宅1階にあった小倉店の移転による。
事業手法は大和工商リースのフレスポ黒崎(2004)と同じく転賃らしい。すなわち、鹿島リースが10年程度の事業用借地権を設定して読売新聞西部本社または同社から土地を購入した第三者から土地を借り受け、ハリボテを建設した後に店子に又貸しして家賃収入を得る。
A棟とB棟は外壁が角波の亜鉛鉄板(トタン)らしい。無様な安普請は写真でも分かると思うが、手で軽く叩いただけでベロンベロンと安っぽい音を立てる呆れた造り立てだった。工事現場の掘っ立て小屋となんら変わりがない。びっくりドンキーは同社標準のこだわり店舗ながら、敷地が狭いためにいびつな形をしている。
読売といえば福岡へ寝返った新聞社だ。跡地開発では良心の呵責から上質なものを拵えて、北九州の都心づくりに貢献するかと一瞬でも期待したわたしが馬鹿だった。「立つ鳥跡を濁さず」というが、出て行った後は北九州の顔に泥を塗って嫌がらせか。ふざけた真似をする。
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