ガゾーン関門都市圏

2008年10月25日更新

ヴェルタワー下関駅前マリンビュー

設計・施工
アール・アイ・エー(設計)、鹿島建設+鉄建建設(施工)
竣工・規模等
2007年1月下旬竣工、RC/S造、地上22階 塔屋2階、棟高72.65m(最高77.4m?)、敷地面積2453.70㎡、建築面積1814.54㎡、延床面積1万4751.01㎡、住戸数99、事業費30.32億円
場所
下関市竹崎町4-4-2
画像

国道9号から北面 竣工直前の写真

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下関港国際ターミナル前から南面

引用

画像引用 トータテ

あらまし

ヴェルタワー下関駅前マリンビューは、 細江地区12街区第一種市街地再開発事業による市街地再開発ビル。国鉄細江貨物ヤード跡地(下関東急イン東隣の角地)に建設した。

建物は1階に商店3区画と機械式5段駐車場100台、2階に下関市消費生活センターしものせき市民活動センター、事務所1区画が入り、3階から22階までが99戸の分譲マンション。屋上にはヘリポートがある。一応はタワーマンションの分類だが、よくある15階建ての板チョコ形マンションが縦に伸びただけの構造で、象徴性は高くない。2階は下関駅前の空中回廊に直結する。

事業主はこの地区の地権者11名などが設立した下関コアビル株式会社。売主は広島のトータテ。事業費30億円のうち、7.2億円は市街地再開発事業として国、山口県、下関市が補助した。補助金付のマンションは公共事業にコストを転嫁できるため、購入者にとっては同じ値段でより質の高い住宅を手に入れるチャンスだ。

事業の経緯

細江地区の市街地再開発事業は1984年に旧国鉄細江貨物ヤードが廃止されたことにより始まる。1987年に細江土地区画整備事業を決定し、海峡メッセ下関(1996)を筆頭に、公共投資や民間投資が行われてきた。

12街区に関しては、1988年に下関市が地権者に共同ビル建設を提案し、1991年に地権者らが下関コアビルを設立した。1995年に核施設としてホテルが決まったものの、このホテルは1997年に前言を撤回して撤退した。ビジネスホテルの出店攻勢は2000年以降の動きで、それ以前はホテルといえば潰れる一方だった。時期が悪かったとしか言いようがない。

一時は計画消滅かと危ぶまれた12街区は、2001年に核施設を都市型住宅に変更したことでふたたび動き始めた。2004年末にトータテが参画、2005年1月にようやく着工に漕ぎ着けた。マンションは下関初の超高層という値打ちと、下関駅前という地の利のよさが好感されて、竣工前に完売御礼となった。

2007年11月8日作成

資料

参照記事(外部サイト)
細江地区12街区 - 下関市
関連項目(ガゾーン内)
レーベン21 - 有料老人ホーム。板チョコ形ではなく、地上21階の筒型タワー。
門司港レトロハイマート - 黒川紀章設計の分譲タワーマンション。地上31階。
メディックス三萩野 - 分譲タワーマンション付の総合病院。地上27階。
さわらびガーデンモール八幡 - 八幡駅前の住宅商業複合施設。地上19階×2。
城内タワー - きらきらした白亜の分譲タワーマンション。地上27階。
クロッシングタワー - 賃貸タワーマンション。板チョコ形状。地上21階。
戸畑C街区 - 主題は「都心に新しい丘を創る」。区役所が核の複合施設。
小倉タワー - コカコーラ風の分譲タワーマンション。地上28階。
オリエント キャピタルタワー - 下層が店舗の賃貸タワーマンション。地上20階。
トーマスタワー - スーパー銭湯付の賃貸タワーマンション。地上25階。
オリエント トラストタワー - 香春口の賃貸タワーマンション。地上33階。
門司ミッドエア - 門司駅北口の分譲タワーマンション。地上28階。
ポレスタータワー大手町リーモ - 大手町の分譲マンション。地上20階。
小倉D.C.タワー - 再開発。分譲タワーマンション。地上41階。
カラトピア - 設計者が同じアール・アイ・エー。図体が大きな鬱陶しいハコ。

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