2006年12月13日更新
北九州都市高速道路5号と北九州産業技術保存継承センター 2006年12月現在
北九州産業技術保存継承センター(手前左)と東田第一高炉(右奥) 2006年12月現在
北九州産業技術保存継承センター(北九州産業技術博物館)は、日本の近代製鉄発祥の地である北九州市に蓄積された産業技術を未来に伝え、人材育成と技術交流を図ることを目的に計画された施設。2007年春の開館を予定する。
北九州市は「シャイン博物館構想」に則って、八幡東田総合開発のミューズパーク内に三つの博物館を設置した。北九州博覧祭と前後して環境ミュージアムといのちのたび博物館が開館し、産業技術博物館で三つが出揃う。産業技術に関しては国立施設を要望したと聞くが、大宰府に九州国立博物館の建設が決まり、立ち消えになったようだ。
産業技術博物館の施設構成は四つ。知の交流館は、企業、大学、市民が研究発表や講座などで利用できる。技術史展示館は、産業技術や技術革新についての研究成果を展示する場。産業技術工房館は、技術体験と技術者育成、技術伝承の場。周辺広場は、博物館の敷地内の野外部分。産業遺産や環境技術などを屋外展示する。
建物は段階拡張型を採用し、開館時の規模は小さい。外観はカマボコ型。官営製鉄所時代の半円筒(ボールド)屋根の工場を模したようだ。妻を見ると(写真2枚目)トタン張りの仮設小屋かと疑うが、実際の質感は悪くなかろう。
妻の北側にガラス張りの部分がある。この位置で屋根を縦に切り取った外側が全面ガラス張りで、屋根と一体の平を形成する。屋根は格子状の鋼板(エキスパンドメタル)を張りつけて形づくる。プラダ ブティック青山のような緻密な処理なら格好よいが、わたしはむしろビニールハウスを思い起こす。
産業技術博物館と東田第一高炉は道路を挟んで向かい合う。博物館は高炉に寄り添う修繕工場か倉庫のようにも見え、博物館らしさはないがよく似合いだ。
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Kitakyûsyû Museum of Industrial Technology