2009年3月29日更新
ルートイン苅田駅前 駅前交差点から望む 苅田駅東口(右)では空中地盤を建設中 2009年3月
ルートイン苅田駅前 苅田駅東口に面した正面 2009年3月
ルートイン苅田駅前 造成中の苅田駅西口から望む 2009年3月
建設中 2007年7月
ルートイン苅田駅前(ルートインホテルズ171号店)は、シティワン苅田が建借方式によりJR苅田駅前に建物を建設し、ルートインが運営するビジネスホテル。建借方式とは、土地所有者がルートイン指定のホテルを新築し、完成後に一括してルートインが30年契約で賃借する方式をいう。新ホテルは京築地区で最大の客室数を誇る。
ルートインのホテルとしてはフル装備で、客室はシングル131室、セミダブル6室、ツイン18室の計153室。禁煙室や女性専用室の設定があり、全室に無料インターネット回線を引き込む。館内施設として朝食バイキング「花茶屋」と、食・呑み処「花々亭」、ラジウムイオン鉱泉大浴場「旅人の湯」。ルートイン行橋より上等な仕様だ。
建設地はJR苅田駅東口広場に面し、「苅田駅前」の名に偽りがない。ルートインの建借方式ホテルは遊休地の有効活用により場末に立地することが多いから、この立地のよさには驚愕した。怪しい場末に立地しないのなら、宿泊特化型の東横インよりも設備充実のルートインのほうが好ましい。
京築地区へのビジネスホテル出店攻勢は2006年3月の新北九州空港開港が引き金を引いたが、背景には自動車産業の相次ぐ進出があった。2005年12月にトヨタ自動車九州 苅田工場、2008年7月にトヨタ自動車九州 小倉工場が操業開始した。米国発の大不況により延期になったが、日産車体九州工場も近い将来に操業開始する。
これを受けて、2005年10月にルートイン行橋、2006年3月にスカイホテル苅田、同11月にスリープイン苅田北九州空港、同12月に苅田プレモントホテル、2007年10月にルートイン苅田駅前、2008年3月に東横イン北九州空港が開業した。この時期、ダイハツ九州を擁する中津でもビジネスホテルの進出が相次いだ。
中津地区と異なり、京築地区は北九州市の郊外であり、地元旅館が何軒かあっただけの場所だ。だからこそ開拓余地が大きいと判断したのだろうが、郊外への出店攻勢としては過激すぎた。苅田のホテルは客室稼働率が低い。社員寮の需要を取り込むことで生き残りを図りたいが、不況を脱する前に退場するホテルが出そうだ。
2007年10月2日作成、2009年3月29日更新
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Hotel Route Inn Kanda Ekimae (Business Hotel)