2008年03月16日更新
計画変更により地上10階から地上12階へ 引用画像は旧計画 画像引用:北九州市
ルートイン北九州若松は、ルートインが若松井筒屋跡地に出店したビジネスホテル。若松唯一のホテルだった若松パークホテル(旧若松西鉄ホテル)が廃業して、入れ替わりで若松唯一のホテルになった。出店形態はよくある建借方式ではなく、行政誘地型出店になる。
ルートインの出店形態は四つあり、うち三つが要になる。地主がルートイン指定のホテルを新築し、ルートインが30年契約で一括賃借する「建借方式」、地主から土地を30年契約で賃借して、ルートインが建物を建設する「土地賃貸方式」、ルートイン土地を購入して、ルートインが建物を建設する「土地購入方式」。
関門都市圏では門司、行橋、苅田駅前が建借方式、中津駅前、若宮インターが土地賃借方式とみられる。開発は原則として建借方式で行う。土地賃借方式は出店したいのに手を上げる地主がいない場合、土地購入方式はルートインが是が非でも出店したい場合に限られる。
行政誘致型は、ルートインが行政の一般公募などに応募する形態だ。若松井筒屋跡地は北九州市が本町桜町線拡幅の代替地として取得したが、土地を持て余して2005年4月に事業者を公募した。応募したのはルートインだけだった。たった1週間の受付期間のあいだに提案書を出せるのは、出店攻勢中の全国チェーンくらいのものだ。
北九州市の条件は「中心市街地の活性化につながるホテル」または「ホテルとホテル関連施設もしくは商業施設か福祉施設」。ルートインはこの条件を別段意識しなかったようすで、30年契約の土地賃貸方式と見做して通常の事業計画を提案した。
ルートインは北九州市から20年契約で土地を賃借し、自社で建物を建設した。この「20年」という期間が疑問だったが、借地借家法第24条「事業用借地権」に基づくという。契約期間終了時には契約更新ができず、建物を取り壊し、更地にて所有者に返還しなければならない。
若松はひびきコンテナターミナルや北九州エコタウンの玄関口であり、ある程度の集客は見込める。若松の街づくりに熱心なシャボン玉石けんの森田光徳・前社長は、若松にも本格的なホテルがほしいと常日頃から語っていた。ルートインは社交場になるようなホテルではないが、ともあれ夢がかなって喜んだろうか。
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Hotel Route Inn Kitakyûsyû Wakamatu (Business Hotel)