ガゾーン関門都市圏

2008年8月20日作成

アルクイン黒崎プラス

設計・施工
ロイ設計事務所(設計)
竣工・規模等
2007年7月20日着工、2008年9月3日開業、RC、地上10階地下0階、高さ29.90m、敷地面積561.66㎡、延床面積2895.50㎡(以上、現地「建築計画のお知らせ」より)、客室数123
場所
北九州市八幡西区黒崎2-10-2
画像

アルクイン黒崎プラス(建設中) 2008年8月

あらまし

アルクイン黒崎プラス(計画名、黒崎ビジネスホテル)は、菅原不動産(本社、北九州市)が井筒屋別館1南側の区画道路沿いに出店したビジネスホテル。長崎屋黒崎店跡地に出店したアルクイン黒崎(2005)は「姉歯建築士の耐震偽造物件」という汚名を着せられたが、客室稼働率が高く、ビジネスとしては成功だった。2号館の開業で耐震偽造の損失を埋め合わせたいところだ。

本館は菅原不動産が自社保有地の長崎屋黒崎店跡地を再開発した。今回は不動産のデパートひろたが開発して、菅原不動産がアルクインの2号館として一括賃借したようだ。規模は本館155室に対して2号館123室。外観は本館に似るが、2号館は外壁のサイディングが濃淡まだらになり、梁型の色分けがなくなった。屋上にはホテル名を書いた緑色の胸壁を乗せる。

2号館は本館よりも黒崎駅から遠く、狭苦しい区画道路沿いに立地する。駐車場が本館横の三和パーキング利用なのも不便な感じだ。しかし、菅原不動産は2号館を「奥座敷」と位置づけ、やや高級な仕上げにした。朝食無料や禁煙室完備、全室ブロードバンド対応は共通だが、2号館は全室にフランスベッドが入るほか、ユニットバスがゆったりサイズになった。

北九州のビジネスホテルは供給過剰と景況感悪化により客室稼働率が急激に低下してきた。新北周辺は特に厳しい様子だ。黒崎周辺でもコンフォートホテル黒崎(2008)や、チサンイン八幡(2009)の開業が控えており、以前のような入れ食い状態は解消する。ただ、菅原不動産は地元で長年営業してきて法人営業に強い。企業の長期滞在者が取れるという見込みがあるのだろう。

2008年8月20日作成

資料

参照記事(外部サイト)
アルクイン黒崎公式ホムペ
関連項目(ガゾーン内)
アルクイン黒崎 - 姉歯建築設計事務所+木村建設+日本ERI。
北九州八幡亀の井ホテル - 2008年3月開業。八幡駅北口。客室数351。
コンフォートホテル黒崎 - 2009年2月開業。黒崎駅前コムシティ西側。

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