ガゾーン関門都市圏

2009年8月16日作成

東横イン大分中津駅前

設計・施工
東横イン開発(設計)、熊谷組(施工)
竣工・規模等
2007年6月6日着工、2008年9月竣工、2008年10月14日開業、SRC(?)、地上13階、客室数215、駐車場75台(うち、タワー式60台)
場所
中津市豊田町10-11
画像

中津駅南口広場から東横イン大分中津駅前を見る

画像

東横イン大分中津駅前

あらまし

東横イン大分中津駅前は、東横インが中津駅南口のサンリブ中津(旧中津井筒屋)西側のサティ跡地に出店したビジネスホテル。表通りではなく、線路横の区画道路沿いに立地する。事業手法は調べていないが、東横インの店舗ページのほかに公式ホームページがあることから、地元業者が絡んだ開発ではないか。

中津の東横インはおよそ地方小都市のホテルらしくない。中廊下式で東西に215の客室を配した13階建ての規模といい、鉄道客には分かりやすいが自動車客には分かりにくい立地といい、三大都市圏のビジネスホテルのようだ。なお、大分中津と断るのは、大阪中津と紛れるからだろう。そちらには東横イン梅田中津がある。

東横インは宿泊特化型だから、朝食はつくがルートインのようなレストランはない。皆で入れる大浴場もない。その代わりに会議室があるが、大分中津駅前店のは10名収容と小さい。客室はシングル主体で、ダブル、ツイン、ハートフルツイン少々の計215室。全室ズボンプレッサーを備え、無料インターネット回線を引き込む。宿泊料金は1泊3300円からで、集客で苦戦する新北九州空港店の価格設定に近い。

ホテル業者の中津に対する期待は大きい。人口9万弱の小都市に客室数200室を超えるホテルがばんばん建つのだから、一昔前とは隔世の感がある。ホテル業者にとっての中津は、自動車産業で躍進する25万都市圏の中心都市という位置づけだろう。これまで北大の日帰り圏で宿泊施設が少なかったのも、進出意欲を掻き立てた。

ただ、ダイハツ九州はエンジン工場を久留米に建設し、ビジネス拠点や研究開発施設を福岡に設置する予定など、期待外れがはっきりしてきた。中津立地が車両組立工場だけなら、今後の宿泊需要の増大は見込めない。中津の提供客室数はここ数年で倍増してすでに供給過剰だ。東横インの開業と入れ替わりで中津オリエンタルホテル(客室数85)が閉店したように、痛みを伴った需給調整が必要になる。

2009年8月16日作成

資料

参照記事(外部サイト)
東横イン大分中津駅前公式ホムペ
東横イン大分中津駅前 - 東横イン
着工物件 - 東横イン開発(インターネット・アーカイブ)
中津に「東横イン」オープン - 大分合同新聞
関連項目(ガゾーン内)
東横イン小倉駅南口 - 2007年2月開業。市道博労町線の沿道。
東横イン下関駅東口 - 2008年1月開業。下関駅前の国道9号沿い。
東横イン北九州空港 - 2008年3月開業。新北旅客ターミナル前に立地。
ルートイン中津駅前 - 2006年4月開業。中津駅北口。
スーパーホテル大分・中津駅前 - 2008年7月開業。中津駅南口。

ご意見等

公開 私信  

©2010 ガゾーン 転載自由。著作権は関門通信またはその情報提供者に属します。

Tôyoko Inn Ôita Nakatu Ekimae (Business Hotel)