2009年8月16日作成
中津駅南口広場から東横イン大分中津駅前を見る
東横イン大分中津駅前
東横イン大分中津駅前は、東横インが中津駅南口のサンリブ中津(旧中津井筒屋)西側のサティ跡地に出店したビジネスホテル。表通りではなく、線路横の区画道路沿いに立地する。事業手法は調べていないが、東横インの店舗ページのほかに公式ホームページがあることから、地元業者が絡んだ開発ではないか。
中津の東横インはおよそ地方小都市のホテルらしくない。中廊下式で東西に215の客室を配した13階建ての規模といい、鉄道客には分かりやすいが自動車客には分かりにくい立地といい、三大都市圏のビジネスホテルのようだ。なお、大分中津と断るのは、大阪中津と紛れるからだろう。そちらには東横イン梅田中津がある。
東横インは宿泊特化型だから、朝食はつくがルートインのようなレストランはない。皆で入れる大浴場もない。その代わりに会議室があるが、大分中津駅前店のは10名収容と小さい。客室はシングル主体で、ダブル、ツイン、ハートフルツイン少々の計215室。全室ズボンプレッサーを備え、無料インターネット回線を引き込む。宿泊料金は1泊3300円からで、集客で苦戦する新北九州空港店の価格設定に近い。
ホテル業者の中津に対する期待は大きい。人口9万弱の小都市に客室数200室を超えるホテルがばんばん建つのだから、一昔前とは隔世の感がある。ホテル業者にとっての中津は、自動車産業で躍進する25万都市圏の中心都市という位置づけだろう。これまで北大の日帰り圏で宿泊施設が少なかったのも、進出意欲を掻き立てた。
ただ、ダイハツ九州はエンジン工場を久留米に建設し、ビジネス拠点や研究開発施設を福岡に設置する予定など、期待外れがはっきりしてきた。中津立地が車両組立工場だけなら、今後の宿泊需要の増大は見込めない。中津の提供客室数はここ数年で倍増してすでに供給過剰だ。東横インの開業と入れ替わりで中津オリエンタルホテル(客室数85)が閉店したように、痛みを伴った需給調整が必要になる。
2009年8月16日作成
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Tôyoko Inn Ôita Nakatu Ekimae (Business Hotel)