ガゾーン関門都市圏

2010年8月20日更新

グランモール

設計・施工
奥村組九州支店
竣工・規模等
2008年6月2日着工、2009年1月31日竣工、2009年9月竣工、2009年4月29日開業2010年5月20日部分開業、2010年秋全面開業予定、S造、地下0階 地上2階、高さ19.67m、敷地面積約6万9600㎡、延床面積約5万2300㎡、店舗面積約2万9800㎡、駐車場約1600台、事業費約100億円
場所
水巻町頃末南2-13-1(ラ・ムー水巻店)
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グランモール中央ホール この部分は開業準備中 2010年7月 写真提供 博多商人

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ラ・ムー水巻店など3店舗が入る区画(右翼) 2010年7月 写真提供 博多商人

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中央駐車場からダイキ予定地(左翼) 青い屋上看板はダイキのもの 2010年7月 写真提供 博多商人

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建物がほぼ完成 左がホームセンター、右がスーパーの区画 2009年6月

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現場前の国道3号 奥が郊外方面 左手が建設地 2008年8月

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現場入口は北九州市 数十メートル奥は水巻町 2008年8月

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ダイナミックゴルフ水巻の裏手 水巻町側の玄関になるか 2008年8月

現場の航空写真

あらまし

グランモール(旧称、ヒルトップテラス)は、豊田通商(本社、名古屋市)が開発した郊外型の大型商業施設。2核1モールの共同店舗で、ディスカウントのラ・ムー水巻店(大黒天物産 本社、岡山県倉敷市)とホームセンター(未定)を核店舗として、約90店舗が集まる。開示資料にある「九州最大級」は「豊田通商の商業施設としては」という前置きが抜けている。広さはイオンモール直方(2005)の半分程度だ。

建設地は国道3号と国道199号の合流地点、八幡西区と水巻町の境界線に広がる遊休地。このあたりは交通量膨大な幹線が合流・分岐し、通行車両の車線変更が多く、気が抜けない区間だ。中央分離帯が連続してUターンできないから、都心方向の車両がグランモールに入るのは容易ではない。裏はJR鹿児島線が塞いでいるから、裏から入ることもできない。

2007年11月に改正まちづくり三法が施行されたが、イオンモール福津やグランモールは施行後の案件だ。前者は国道バイパス沿いの市街化調整区域を商業地域に変更して立地する。後者は福岡県の水巻都市計画では中心商業地と位置づけられている。まちづくり三法の改正によって市内での開発が抑制され、市外での開発が活性化するのなら、法律を廃止したほうがよい。

北九州市にとっては、イオンモール直方に続いて、またしても市境に大型商業施設を建設されたわけだ。グランモールは入口が北九州市にあるのだから、なおさら無念だろう。一方、改正まちづくり三法の庇護を受けるはずだった黒崎では、時機を逸した再開発が軒並み頓挫した。コムシティ再開のめどはつかず、旧北九州プリンスホテルの再生計画も流れた。

ゼクスから豊田通商へ

グランモールはもともとゼクス(本社、東京都)の開発物件だった。ゼクスは首都圏や関西圏で分譲マンションや介護付有料老人ホームを手がける東証一部上場企業。アメリカ発の不動産バブルに踊らされ、地方のホテルやゴルフ場、リゾートに手を出し、サブプライム問題に端を発した信用収縮により資金繰りに窮した。2008年5月期決算では約55億円の純損失を出し、なりふり構わないリストラを断行している。

実績皆無のショッピングセンター開発は、事業の見直しにより豊田通商へ投げた。豊田通商はトヨタグループの総合商社で、名古屋圏を中心に商業施設やマンションの開発実績がある。ただ、景況悪化により豊田通商をもってしても店子集めは厳しい。イオンモール福津が開業を延期したように、グランモールも開業を延期した。

店子が集まらないまま建物が竣工して周辺住民の気を揉ませたが、2009年11月になってようやく開業の日程が決まった。既定分のスーパーとホームセンターが2010年3月に先行して開店し、未定の専門店街は2010年秋の開業を目指す。全面開業後の年商は最大150億円を見込む。

先行開業

豊田通商は商業施設の先行開業にあたって、負のイメージが定着した「ヒルトップテラス」の名称を捨て、新たに「グランモール」と命名した。2010年5月20日に開店するのは、ラ・ムー、百円ショップのダイソーメガネの正視堂の3店舗。ラ・ムーとともに核店舗となるはずだったホームセンターのダイキは、黒崎ショッピングセンター(2010)に出店して、グランモールへの出店を直前に取りやめた。

2008年8月8日作成、2010年5月17日更新

資料

参照記事(外部サイト)
九州地区最大級の複合型商業施設オープン - 豊田通商
オープン時期のお知らせ「GRAND MALL(グランモール)」 - 豊田通商
豊田通商:九州進出 複合商業施設、来年開業 - 毎日新聞
福岡県告示第1466号 (仮称)Hilltop Terrace - 福岡県
水巻都市計画(平成20年12月26日告示) - 福岡県
先輩の仕事紹介3(ヒルトップテラス担当者) - ゼクス
関連項目(ガゾーン内)
サンリブくりえいと宗像 - 商業団地内の核店舗。サンリブと約80の専門店。
イオン若松 - 郊外の工場跡地。ジャスコと約100の専門店。かけこみ増床済。
フレスポ黒崎 - 沿道型の複合商業施設。ドンキホーテとニトリが核店舗。
イオン長府 - 生活密着型の複合商業施設。マックスバリュとナフコが核店舗。
コスタ行橋 - ハローデイが初めて手がけた生活密着型の複合商業施設。
イオン岡垣 - 生活密着型の複合商業施設。スーパーセンターと30の専門店。

ご意見等

2008-10-24 投稿

サンリブやイオンの名称をあげて、真実核店舗として入居するがごとき記載については、不確定な情報をインターネット上で幅広く風評を流布することになると思います。この何も知らない地域の第三者に不安を与えるような社会秩序の混乱を招く行為は、民法によって処罰されてことになりますから、可及的すみやかに真実を記載する(未定であること)ように事前に勧告申し上げます。

2008-10-24 すいか

ヒルトップテラスに関しては、大規模小売店舗の新設の届出が福岡県に提出されています。内容は県北九州商工事務所などでご覧いただけます。公告期間は2008年9月10日から4ヶ月間です。

2008-10-25 投稿

上記の申請については、あくまでも、これから法的に処理されるための届けであり、この立地法の処理と、その他の開発行為等々の確定が、サンリブやイオンとの双方が出店する為の条件であり、現時点で出店が確定したものではありません。

あくまでも未定案件でありますので、再度、インターネット上で、いかにも諸要件が確定し、出店が確定されたような記載は、風評の流布に該当いたします。「立地法や開発行為等々の法的な届出ではサンリブとなっており現在調整中である」という記載が、真実であります。

立地法や開発行為等々について、何も知らない市民にいたずらに、インターネット上で風評を流布することは、民法上で問題があり、かつ御社のコンプライアンスが問われることとなりますので、再々、事前にご注意を申し上げます。

参考までに、周辺地域の商業者への風評の流布については、法を十分に熟知しない周辺商業者へネガティブな情報を流布したおそれがありますので、正しい、記載をお願いします。

2008-10-25 すいか

開発行為に関しては、水巻町の敷地に対して福岡県が2008年3月3日付で、北九州市の敷地に対して北九州市が同3月5日付で許可を出しています。現場は造成工事が終わって、すでに建築工事の段階に入っていますから、なんらかが出現すると考えるのが妥当だと思います。

確かに出店者等は大規模小売店舗の新設の届出以降に変更になることがありますが、記事は2008年10月9日時点までに判明した情報に基づいて作成しています。今後、開発状況や出店者等に変更があれば、記事の内容を速やかに修正いたします。

2008-10-25 折尾市民

福岡県に、豊田通商が立地法の手続きをしたことは事実ですが、サンリブについては、出店を決定していないので、虚偽の記載ということに該当します。イオンであろうとサンリブであろうと、立地法の法的処理と、開発行為の法的処理、そして高額の賃料については、協議すべき案件でありますが、以上の3点についてはいまだ未確定であり、イオンもサンリブも出店を決めかねているところであります。

今回、サンリブと記載して豊田通商が届出をしたことは、「虚偽の記載」の可能性があり、特に、立地法を知らない貴社をはじめとした第三者に誤った風評を行い、いまだ未定の大型専門店の導入を図ったものとも推定されます。要は、立地法に虚偽の記載をしたことで、豊田通商は立地法での罰則をうけるでしょうし、貴社や、地域住民、とくに商業者がいろいろと疑念を生じたり、不安を感じている事実について、豊田通商へ、風評の流布については「コンプライアンス」を徹底するように申し入れています。

2009-2-12 戸畑っ子

本当に9月オープンで動いているのでしょうか・・・?

2009-3-19 投稿

近郊に住んでますが、未だに誰も何が出来るのか知りません?! 4月29日開店となってますが不思議です!

2009-4-1 投稿

参入企業が集まらず、開店は無期限延期となったと聞きました。

2009-4-1 投稿

「ヒルトップテラス、開業延期は避けられず 不可解なサンリブの出店 “断念”」と、日刊マックス流通ニュースには書いてあった。

2009-4-14 投稿

豊田通商にメールで「いつ開業ですか」と尋ねたら、返事が返ってこない。期待しないで待っておこう。

2009-4-14 投稿

水巻の3号線沿いにルミエールまもなく開業。

2009-5-30 投稿

先日、看板とその下の入り口に当たる部分が深い青の色になりましたね。何か決まったのかな???・・・

2009-7-22 投稿

テナントに入店するであろう、株式会社INOVAのHPによると、12月に開業予定らしい・・・

2009-9-1 投稿

ルミエールの一人勝ち

今は安くなければ相手にされない

マックスバリューもガラガラの状態

大栄もダイエーも閉店(年内)

銀行も貸し渋り

こんな状態でキーテナントになり手があるとは考えられない

オープンできる状況ではないですね

2009-9-26 投稿

何を根拠にルミエールの一人勝ちと言われているのでしょう? 客数ですか?駐車台数ですか? 消費者は安さだけを求めているのでしょうか?

スーパー大栄は既に閉店しておりますが、ダイエー水巻店については閉店の事実など全くありません。昨年オープンしたイオン系列のマックスバリュも激戦地の中、頑張っていると思います。

ディスカウントとスーパーマーケットでは業態が違います。本当に安さだけを求めているのなら、ルミエール・トライアルなど…以外は厳しいでしょうが、どこの地域もディスカウントとスーパーマーケットは、ほとんど共存しています。

2009-10-2 投稿

ダイキも見放したのか? デオデオと同時に八幡西区東曲里町に来年の4月にオープン!

2009-11-20 投稿

来年3月 ダイキとラムーで第一期オープン決定。

2010-5-11 博多商人

ヒルトップテラス内「ラ・ムー水巻店」5月中旬出店決定。

公式サイトでの記載も確認。パクパクの展開も行うらしい。

2010-5-18 博多商人

グランモール…個性無いつまらなさそうな名前ですね…。

テナントは3店舗だけですか。広大な建物・敷地が廃墟になりそうですね…。

2010-5-21 投稿

今日行きました。大混雑でしたよ。

2010-5-21 業界人

この場所は、DSのオサダ(倒産)や西友が出店を検討したが交通の便や流れが悪すぎて各社断念した場所。更に、DS(ルミエールやトライアル)他の出店で完璧なオーバーストアエリア。さて、勝算は在るのだろうか?

2010-5-25 博多商人

オサダ…懐かしいですね、セキアヒルズのグレートランドにはよく行っていたし…

かつて寿屋も出店する予定があったと言う話も聞いています。

2010-5-29 V字回復

昨日行きました。巨大な建物の中にルミエール、ソックリのディスカウントショップやダイソー、眼鏡屋さんがありました。

ラ・ムー水巻店は生鮮食品は安いだけ、買おうという気がしませんでした。

行きも帰りも出入り口が大変でしたよ。

当社も誘致を受けましたが辞退します。

しかし、この巨大な建物一杯のテナントを誘致するのは至難の業ですね。

2010-5-30 小売店は生き残れるのか

各地区とも、人口減少。にも拘らず小売店は増えるばかり。

結局、どの店も右肩下がりで一番店のみが生き残り。後の店舗は全部共倒れ。

柳の木下に、もう、ドジョウはいない。

2010-6-11 投稿

オープンの時の混雑は 昔の事みたい

客の入りはルミエールに比べると遥かに少なく 値段的にも野菜以外は余り魅力が有りません 午前中の朝市で野菜を買う位

ホームセンターも白紙との事 このままでは・・・

2010-8-5 夢見る少女

企画したのは、JLLらしい。たぶん素人ですね。

2010-8-5 投稿

先日、博多に所用があり時間を見つけクイズモール博多に行って参りました。な、なんと、約半分の店が閉店しているではないか。やはり、オーバーストアは怖い。この店も入店者があるのかな。先が見えているから冒険する人は !!

2010-8-5 投稿

九州で福岡市以外は人口減少。なのに小売店は次々に開店する。1番店以外は生き残れませんよね。

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Grand Mall / Hilltop Terrace (Shopping Center)