2009年8月5日更新
看板と前面道路の国道199号/都市高速2号 2009年7月
亀の井ホテル北九州小倉店 2009年7月
別棟のコインランドリー 2009年7月
別棟の平側に居酒屋「つぼ八」 2009年7月
仮称 亀の井ホテル小倉西港 建設地 2008年3月
亀の井ホテル北九州小倉店(開発名、亀の井ホテル小倉西港)は、亀の井ホテル(本社、大分県大分市)が西港の国道199号沿いに出店した沿道型ホテル。北九州市内では北九州八幡亀の井ホテルに次いで2号店になる。客室数514は西鉄イン小倉(本館+新館)の客室数538に次いで北九州市内で2番目の規模。
北九州小倉店はホテル棟と別棟、立体駐車場の3棟で構成する。ホテル棟は1階にロビー、受付、会議室ほか、ビュッフェ形式の洋食屋「SHIDAKA」と、和食・居食屋「熊八亭」を併設。2~10階は客室で、シングル407室、ダブル18室、ツイン88室、車椅子対応客室1室の計514室。別棟はコインランドリーと居酒屋「つぼ八」。立体駐車場は一部3層4段の連続傾床式。
ホテルが立地する西港は北九州の市街地中央に位置し、周囲の人口集積が大きい。しかし、足元は関門港小倉地区の物流基地のため苦情を申し立てる定住者がおらず、以前から街なかに進出すれば風当たりが強い深夜型商業施設の立地が見られた地区だった。
近年は浜小倉駅跡地の売却と、小倉コンテナターミナルのひびき集約により大区画の遊休地が生じ、ラウンドワンやコロナワールドが進出するなど商業開発が活性化している。界隈の産業集積は低下傾向であり、亀の井ホテルはコロナワールドと連携するなどして、娯楽系のホテルとしての利用も期待しているようだ。
建物は北九州八幡亀の井ホテルを横に1.5倍伸ばした板チョコ形状だ。こんなに横広くて薄っぺらな新築はきょうびめずらしい。ホテルというよりは宿泊所といった風情。前面道路に対しては横を向く。ホテルの看板がなければホテルだと気づくまい。壁面がひび割れていれば戦後の企業寮かアパートのようでもある。
別棟にごく普通のコインランドリーがあり、ウイークリーマンションに近い利用を想定していよう。一方、社長がファミレスのジョイフル創業者とあって、安ホテルの中では突出して飲食施設が充実している。そういえば、建物に虹の絵を描くあたりの安っぽい感覚が、失礼ながらジョイフルの店舗そのものだ。
ホテルのレストランは「高級」という既成概念があり、実際はファミレスと同じであっても集客面で有利になりそうだ。この優位性を使わない手はないが、建物の存在感が極端に薄く、しかも横を向いているため、飲食施設としてのアピールができていない。もう少し建物を工夫すれば、飲食のために来館する客が増えたろう。
2008年3月11日作成、2009年8月5日更新
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Kamenoi Hotel Kitakyûsyû Kokura