ガゾーン関門都市圏

2009年8月5日更新

亀の井ホテル北九州小倉店

設計・施工
吉田寛史=竹中工務店(設計)
竣工・規模等
ホテル棟=2008年6月中旬着工、2009年5月中旬竣工、2009年6月8日開業、RC、地下0階 地上10階、高さ29.86m、敷地面積6113.53㎡、延床面積1万1540.72㎡(以上「建築計画のお知らせ」より)、客室数514、駐車場254台(バス4台含む)
場所
北九州市小倉北区西港町30-7
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看板と前面道路の国道199号/都市高速2号 2009年7月

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亀の井ホテル北九州小倉店 2009年7月

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別棟のコインランドリー 2009年7月

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別棟の平側に居酒屋「つぼ八」 2009年7月

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仮称 亀の井ホテル小倉西港 建設地 2008年3月

あらまし

亀の井ホテル北九州小倉店(開発名、亀の井ホテル小倉西港)は、亀の井ホテル(本社、大分県大分市)が西港の国道199号沿いに出店した沿道型ホテル。北九州市内では北九州八幡亀の井ホテルに次いで2号店になる。客室数514は西鉄イン小倉(本館+新館)の客室数538に次いで北九州市内で2番目の規模。

北九州小倉店はホテル棟と別棟、立体駐車場の3棟で構成する。ホテル棟は1階にロビー、受付、会議室ほか、ビュッフェ形式の洋食屋「SHIDAKA」と、和食・居食屋「熊八亭」を併設。2~10階は客室で、シングル407室、ダブル18室、ツイン88室、車椅子対応客室1室の計514室。別棟はコインランドリーと居酒屋「つぼ八」。立体駐車場は一部3層4段の連続傾床式。

ホテルが立地する西港は北九州の市街地中央に位置し、周囲の人口集積が大きい。しかし、足元は関門港小倉地区の物流基地のため苦情を申し立てる定住者がおらず、以前から街なかに進出すれば風当たりが強い深夜型商業施設の立地が見られた地区だった。

近年は浜小倉駅跡地の売却と、小倉コンテナターミナルのひびき集約により大区画の遊休地が生じ、ラウンドワンやコロナワールドが進出するなど商業開発が活性化している。界隈の産業集積は低下傾向であり、亀の井ホテルはコロナワールドと連携するなどして、娯楽系のホテルとしての利用も期待しているようだ。

建造物

建物は北九州八幡亀の井ホテルを横に1.5倍伸ばした板チョコ形状だ。こんなに横広くて薄っぺらな新築はきょうびめずらしい。ホテルというよりは宿泊所といった風情。前面道路に対しては横を向く。ホテルの看板がなければホテルだと気づくまい。壁面がひび割れていれば戦後の企業寮かアパートのようでもある。

別棟にごく普通のコインランドリーがあり、ウイークリーマンションに近い利用を想定していよう。一方、社長がファミレスのジョイフル創業者とあって、安ホテルの中では突出して飲食施設が充実している。そういえば、建物に虹の絵を描くあたりの安っぽい感覚が、失礼ながらジョイフルの店舗そのものだ。

ホテルのレストランは「高級」という既成概念があり、実際はファミレスと同じであっても集客面で有利になりそうだ。この優位性を使わない手はないが、建物の存在感が極端に薄く、しかも横を向いているため、飲食施設としてのアピールができていない。もう少し建物を工夫すれば、飲食のために来館する客が増えたろう。

2008年3月11日作成、2009年8月5日更新

資料

参照記事(外部サイト)
亀の井ホテル北九州小倉店公式ホムペ
関連項目(ガゾーン内)
北九州八幡亀の井ホテル - 2008年3月開業。八幡駅北口。客室数351。
小倉コロナワールド - 30種を複合化した巨大な複合娯楽施設。
ラウンドワン小倉店 - ラウンドワンの大型店舗。スポッチャあり。

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Kamenoi Hotel Kitakyûsyû Kokura