2009年5月2日更新
下層階からは10階建て程度のマンションに見える 2009年4月
まさにペンシルタワー 香春口交差点より望む 2009年4月
勝山公園付近より望む 2009年4月
建設中 香春口交差点より望む 2008年6月
オリエント トラストタワー北九州(開発名、クラブオリエントビル)は、オリエントキャピタルが開発した超高層の共同住宅。建物は1階が貸店舗と賃貸住宅の共同玄関、2階から33階までが1DK主体の単身者向け賃貸住宅。同社系列の有限会社、CYインベスト(本社、東京都)が所有する。
建設地はモノレール通り沿いにあった平面駐車場跡。北側に第一交通産業の本社がある。1棟318戸は賃貸・分譲を問わず関門都市圏で最大だろう。しかし単身者向けの賃貸で一戸あたりの占有面積が小さく、建物の規模はそのへんにあるマンションと変わらない。香港あたりにあるペンシルタワーの趣きだ。
小倉タワー(2007)とトラストタワーを比較すると、戸数は147戸に対して318戸と2倍以上あるのに、延床面積は2万2723.57㎡に対して1万3006.93㎡と1万㎡近く小さい。階数は地上28階に対して地上33階と5階多いが、高さは100.83mに対して103mとほぼ同じだ。
一般に賃貸物件は分譲物件と比較するとコストが優先される。それが天井高の低さや、隣との壁厚や上下のスラブ厚の薄さなどに現れる。一昔前は分譲「マンション」に対して賃貸「アパート」と建物の形式があからさまに違ったが、近年の借り手市場では安っぽい物件は借り手がつかない。
オリエントキャピタルは大人気のタワーマンションを賃貸で提供することで競争力の強化と差別化を図った。タワーマンションは通常のマンションよりも建設費が高いが、膨大な戸数を詰め込むことでコストを抑え、周囲の一般的な賃貸マンションと変わらない家賃設定(月4万円台~)を実現している。
2007年7月1日作成、2009年5月2日更新
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Orient Trust Tower Kitakyûsyû (Apartment Bldg.)