2010年9月11日更新
大門木町線を清張通りと命名
小倉北警察署前交差点の北東角に立地する松本清張記念館 2010年7月
清張通り(2010年工区) 小倉北警察署跡地付近 2010年7月
清張通り(2008年工区) 勝山公園 2010年9月
清張通り(2005年工区) 西小倉駅方面 2006年1月
清張通り(2005年工区) 奥は小倉城の西堀 2006年1月
清張通り(市道大門木町線)は、西小倉駅南口広場から南下して、国道3号木町交番前交差点へいたる主要幹線道路。以南は幹線9号(至 国道322号長行交差点)になる。沿道には松本清張記念館、北九州市警、九州厚生年金会館、勝山公園などがあり、文化都心ゾーンの主軸をなす重要な通りだ。
「清張通り」という愛称は西小倉校区自治連合会ほかの要望が認められて、2010年5月24日に名づけられた。大門木町線の整備終了を記念して名づけたのではない。なお、細かいことを言えば大門木町線は木町一丁目交差点が終点であり、清張通りは木町一丁目―木町交番前交差点間の幹線9号木町工区の一部を含む。
大門木町線街路事業は、起点の西小倉駅南口広場から厚生年金会館北交差点までの延長903mを文化都心の目抜き通りにふさわしく仕立て直す事業だ。4車線+両側歩道の基本仕様に変更はないが、歩道の幅員を3.2m(有効2m)から8mに広げて赤煉瓦で舗装し、両側歩道と中央分離帯に3列の植樹帯を設けて、「市民が愛着と誇りを感じる緑豊かな大ケヤキの並木通り」とする。
2005年10月に西小倉駅南口広場から小倉北警察署前交差点までの延長約500mが部分供用された。勝山公園の区間約400mは、2008年の勝山公園整備(最終工区)の完成に併せて整備された。2005年工区と2008年工区に挟まれた50mほどの区間は、2009年に小倉北警察署が新庁舎へ移転して工事がようやく始まった。2011年度内に整備を終える。
厚生年金会館北―木町一丁目交差点間は今回の街路事業に含まれていない。新規事業にも採択されておらず、公共事業に否定的な北橋市政では事業化されそうにない。しかし沿道の東側に立地する新建築は大きく減歩しているから、土地の収用は進んでいるとみられる。土地の収用だけ済ませてほったらかしは美観上好ましくない。
大門木町線の「緑豊かな大ケヤキの並木通り」を造成するという趣向はいただけない。城内・大手町は超高層ビルがベタ基礎で建つような頑強な岩場だから、この場所でケヤキを育てるには、地盤を破砕して植木鉢をくりぬき、人工土壌を充填する必要がある。土地に本来備わった性質を捻じ曲げる行為は造成工事費が高くつく。
ケヤキは以前の大門木町線や勝山公園にあった木というが、無理をせずお花畑でよかったのではないか。北九州の東京・表参道、仙台・青葉通りがどうしてもほしかったのか。北九州のまちづくりは呆れるほど幼稚だ。自らの本質的価値を否定し、無いものねだりして亜流に堕落させる。挙句なにを言うかと思えば「愛着と誇り」か。亜流を誇るほどに感性が劣化したのなら情けない。
2006年11月6日作成、2010年8月12日更新
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