2006年12月09日更新
めぐみ幼稚園第二園舎は、旧バプテスト伝導社団が神父レイのために建設した住宅。旧福音書店を経て、現在は幼稚園の図書館などとして利用する。
所有権移転登記から、長崎市内から福岡県内へ移築され、さらに下関市内へ移築されたようだ。長崎が最初なら竣工年は1905年以前に遡ると考えられる。1916年に現在地の下関市で登記を受けた。
建物は廊下全長の両側に部屋を設けた中廊下式で、明治初期に流行した植民地建築の一種。軒を伸ばして柱で支えたベランダに、簡素な木組みの拱廊(アーケード)風処理があるだけで植民地建築に見えてしまうから不思議だ。
欄干の菱形格子は、居留地住宅や商館の特長を備える。出窓や八角形の窓が外観の特徴をなす。10室ある部屋には暖炉の跡があるそうだ。1階には床の間と暖炉を持つ日本間が一室あったが、現在は幼稚園に改造されている。
目ざとくない人は古ぼけた木造アパートにしか見えまい。2006年12月に第一園舎(旧下関バプテスト教会)とともに国登録文化財として答申された。
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Megumi Kindergarten