2006年11月26日更新
石炭会館は、若松南海岸(若松バンド)の若松南海岸通り(エルナード)にある小さな会館。若松石炭商同業組合が組合事務所として1905年に建設した。
若松のレトロのよいところは、古い建物が今も昔と変わらず日常的に利用されていることだ。現在の石炭会館には若松法人会、若松労働基準協会ほか、零細事業者が入居する。
木造で寄棟屋根のモルタル塗りというのは、当時は廉価な洋風建築に多い。平の中央に玄関ポーチを設け、庇をベランダとした処理が愛らしい。竣工当時はもう少し着飾っていた。
写真は改装中の姿で残念だが、築100年の建物をなおも現役として使うという意思表示を見て取るのも一興だろう。石炭会館は文化財ではないから、所有者が収益物件として保存行為に勤しんでいるわけだ。
手入れするのならついでに安っぽいアルミサッシの窓を取り替えてほしいが、採算性を問われる物件だから、明治時代の姿を再現とはいかないようだ。肯定的に見れば土色の建物をクロムメッキで縁取りしたようで、建物に輝きを添えている。
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Sekitan Kaikan or The Coal Hall