2005年05月09日更新
山手倶楽部は、小野田臨海部にある旧小野田セメント本社・工場の迎賓館を兼ねた倶楽部施設。本社工場内ではなく小野田市街地の山手(丘陵地)に立地する。現在は太平洋セメントの社員クラブ。
倶楽部は日本の高級建築としてはめずらしいコンクリートブロック造り。ブロックは笠井真三(後の社長)がヨーロッパ留学から帰国する際、英国から持ち帰った型枠に自社のセメントを流し込んで製造し、建物を自社の製品見本を兼ねた迎賓館にしたという。
基本的には煉瓦造りの形だが、コンクリートブロックは煉瓦よりも大ぶりで、建築というよりは土木の雰囲気がある。鉄板葺きの寄棟屋根と相まって豪放かつ素朴な印象を受ける。2000年に国登録文化財に指定された。
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