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2005年05月09日更新

行橋赤レンガ館(旧百三十銀行行橋支店)

設計・施工
清水組(設計、施工)、辰野片岡建築事務所(監修)
竣工・規模等
1914年竣工、2001年改修、煉瓦造、地上2階
場所
行橋市大橋3-7-14
画像 画像

行橋赤レンガ館は、1914年に旧百三十銀行行橋支店として開設された。辰野片岡建築事務所設計の同八幡支店(1915)と同じような印象を受けるが、こちらは似非煉瓦な鉄筋コンクリートではなく、本物の煉瓦造り。辰野が関係した建築ということで注目を浴びるが、行橋支店も八幡支店もこの時代の常套だろう。

建物は平の中央に玄関を設け、白い柱型の柱頭に模様をあしらう。水色の軒の上はギリシャ風破風(ペディメント)を飾った。窓は1階が長方形のはめ込み高窓付上下窓、2階が四角形の両開窓。この窓の組み合わせは銀行建築に多い。

近代の銀行支店建築の特徴は天井が高いことで、2階に小さな窓がある場合は、2階ではなく1階の高窓であることが多い。この建物がまさにそれで、客が出入りする正面内部は吹き抜け空間だ。奥に設けられた2階の床は、後の時代の改築による。

2001年に改修工事を行い耐震補強したうえで大正時代の姿に復元。立地は長狭川沿いの区画道路・美夜古通り。かつては行橋の中心だったらしいが、現在は行橋駅のほうに中心が移動し、このあたりは場末になっている。福岡県指定文化財。

参照記事(他サイト)
旧百三十銀行行橋支店 - 行橋市
関連項目(ガゾーン内)
旧百三十銀行八幡支店 - 辰野片岡建築事務所。似非煉瓦造
西日本工業倶楽部 - 辰野片岡建築事務所。大財閥・松本家の邸宅
安田工業八幡工場 - 辰野金吾設計の釘工場。鉱滓煉瓦の現役工場
旧山陽ホテル - 辰野葛西事務所。政府高官ご用達の本格的ホテル

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