2008年10月5日更新
門司港駅前からみた門司郵船ビル
門司郵船ビル裏に入る料理屋
門司郵船ビルは、門司港駅の真正面にある戦前の業務ビル。1階正面のショーウインドウをカマボコ形に穿ったほかに目立つ意匠はなく、機能主義の建物に見えるが、竣工時はアールデコな装飾があったという。空調設備やエレベーターを備え、当時は時代の最先端だった。
現在は観光客で賑わう駅前にありながら空室が多い。貸店舗の需要はありそうだが、貸事務所だからこのままでは使えない。何年か前に建物左手にファミリーマートが入居し、窓を二つ潰して入口にした。裏手には料理屋も入居する。
門司港駅前は20世紀の大半の時期が中心業務地区で、ここは「西部」の中枢拠点だった。貸事務所ならあるが、貸店舗は見当たらない。かくして駅前の門司郵船ビルは雑居ビルとして用立てられることになった。
古い建物に店子が入るのは喜ばしい。ただ、改造はほどほどにしないと関門ビル(1931)のようにならないかと気がかりだ。
2005年12月12日作成
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