ガゾーン関門都市圏

2008年10月5日更新

八幡製鐵所本事務所(二代目)

設計・施工
八幡製鐵
竣工・規模等
1922年竣工、1990年撤去、鉱滓煉瓦造
場所
北九州市八幡東区枝光1-1-1

あらまし

八幡製鐵の二代目の本事務所は「鉄は国家なり」の総本山として製鐵所を見下ろす枝光の丘の上に築かれた。

八幡製鐵創業時の生産設備や建物はドイツから一式を輸入したものだったが、この頃には国産技術を誇るようになり、自らが開発した鉱滓煉瓦を建材として国家の原動力にふさわしい宮殿風の本事務所を建設した。

1990年に管理機能を八幡製鐵所総合センター(戸畑区)へ移した後も、建物は北九州市誕生の記念碑として保存するはずだった。しかし鉱滓煉瓦の劣化により現状維持も外観保存も不可能とされた。いや、時あたかもバブル景気の絶頂であり、近代化遺産を真摯に顧みる機運がなかった。あと数年残せれば情勢は一変したのではないか。

跡地はスペースワールド開業に伴い、北九州八幡ロイヤルホテルという板チョコ形のつまらない建物が立つ。

2005年5月13日作成

資料

参照記事(外部サイト)
鉄の街を支えて(※上から3番目の画像が二代目本事務所) - デトニの部屋
関連項目(ガゾーン内)
八幡製鐵所本事務所(初代) - 八幡構内で静態保存。ドイツから直輸入。
八幡製鉄所総合センター - 八幡製鐵所の三代目本事務所に相当。
東田第一高炉 - 八幡製鐵最初の高炉。史跡広場として静態保存。
八幡製鐵鉱滓鉄道 - 戸畑地区と八幡地区を結ぶ八幡製鐵の専用鉄道。
特集 河内貯水池 - 八幡製鐵のダム。着工当時は東洋一の巨大ダム。

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