2007年01月05日更新
長門一宮は、全国に約2100社ある住吉神社の中で三大住吉として知られる。現在の社は室町初期の再建による。
神社が祭る住吉大神は、伊邪那岐命が黄泉国から帰って穢れを清めた時に出現した神。仲哀天皇9年(200)に神功皇后が三韓征討を行った際、「わが和魂(平和をもたらす御霊)は玉身の寿命を守り、荒魂(勇猛果敢に活動する御霊)は軍船を導こう」と教示、住吉大神を守神として進軍し、その神助により交戦することなく戦勝した。その神恩に感謝し、神功皇后がこの地に祠を建て、住吉大神の荒魂を祭ったのが住吉神社の起こりという。
一宮とはその国で最も社格の高い神社を指すが、長門国は有力な神社が多いことから住吉神社は明治4年(1871)の社格制定では官幣中社に列せられた。神社としての歴史では断然に見劣る赤間神宮が官幣大社である。
本殿は9間の社で、5社殿を合の間で連絡し、正面の檜皮葺き流造りの屋根に千鳥破風を乗せ、春日造りと流造りを組み合わせる。国宝。
拝殿は本殿正面に直角に設けた建造物。毛利元就が寄進。桁行3間、梁間1間。檜皮葺き切妻造りの屋根を乗せる。国重要文化財。
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Nagato Itinomiya Sumiyosi Shrine