2005年11月16日更新
福岡中央銀行行橋支店は、行橋の繁華街の中央を貫くハミング通りの一等地にある小粒で素朴な昭和レトロ。戦前か戦後まもなくの建築と推定される。玄関がほぼ路面と同じ高さにあり、銀行らしい敷居の高さがなく、気軽に立ち寄れそうな雰囲気がよい。
2階にはめ込み窓9枚を3×3で組み合わせて正四角形の窓を穿ったのが外観の特徴。関門都市圏でカーテンウォールが登場するのは十数年先の1960年代で、それまではこの建物のように、窓をいくつも組み合わせて開口部を大きくした。日本人は採光に対する執念のようなものがあり、洋風建築は好んでも洋風の小さな窓は我慢がならなかったのである。
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