2005年11月16日更新
ハミング通り
ハミング通りからえびす通り
美夜古通り・ハミング通りは、行橋の中心商店街の名称。ハミング通りはかつては魚町商店街だった。本家の北九州・魚町が落ちぶれて、別の名称に取り替えた。「美夜古」は単なる雅名だと思っていたが、行橋の古名だという。「美夜古」から「京都」に転じたのならつまらない話だ。
通りは行橋駅前通りと魚町交差点で直角に交わる一本の区画道路沿いにある。ハミング通りは魚町交差点から北へ2街区。美夜古通りはその先の1街区と、長狭川べりに行き当たってT字交差する区画道路の京都ホテルから行橋赤レンガ館あたりまで。
日本は諸外国のような道路名称がないため説明に困ることがしばしばだが、名前をつけたらつけたで一つの通りにいくつも愛称をつけたり、複数の通りに一つの愛称を与えたりするのだから厄介この上ない。
行橋の中心市街地は行橋駅前通りの南側が歓楽街、北側が繁華街で、繁華街は美夜古通り・ハミング通りと、その東側を通るアーケードのえびす通りを中心に構成する。前者には衣料品店が集まり、後者には食料品店が集まる。核となる大型店は潰れてしまった。
美夜古通り・ハミング通りは路面に舗装用ブロックを敷き詰める。道路の幅員は広いし、両脇には木も植えてある。しゃれた街灯には幹線道路と同じ橙色の灯火が点る。美夜古通りとハミング通りでは街灯に違いがあり、前者は人間の背丈ほどの棒状、後者は写真のとおり。
電柱があるのが残念だが、小規模自治体にとって電線地中化は費用負担が重すぎるのが実情だ。行橋の中心市街地ではこの通りだけが極端に豪華なので、他の疲弊しきった通りから入り込むと、なにやら胸がときめく。
行橋の商店街は田川並みに疲弊の度合いが大きい。ハミング通り、えびす通り、宮市通りの3商店街組織は空き店舗の増加や有力店の撤退によって買い物客の大幅な減少した厳しい状況を踏まえ、2001年に合併して新たに「新美夜古商店街振興組合」を設立した。
2003年の北九州地区商店街名簿によれば、会員数82、営業店舗数82、空き店舗数28。通りは豪華になったが、商店街活性化の起爆剤にはならなかった。
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