2009年2月11日更新
自動車の目 (直リンク、2006年8月撮影分)
モール大通りは、住宅・都市整備公団が施行した下曽根南口土地区画整理事業(1987-1997)により新設された目抜き通り。下曽根駅南口と国道10号曽根バイパスを直線で結ぶ。4車線+両側歩道で、延長800m弱。二色の舗装用ブロックを敷き詰めた歩道は歩きやすく見通しが利く。
「モール大通り」の名は沿道に立地するザ・モール小倉(1995)に由来する。公称ではなく、道路標識や地図にこの名が掲載されることはない。しかしモール大通り界隈の企業や商店が「モール大通り街」なる団体を組織するほか、下曽根南口の自治連合会が「モール大通り音楽祭」を主催するなど、地元では定着した通称のようだ。
小倉南区東部は北九州の成長センターながら、かつては商業開発できそうな場所がどこにもなかった。大幹線となる国道10号曽根バイパスは通行車両の巡航速度が高い上、中央分離帯と歩道の植樹が大規模で、視認性が悪すぎて沿道を商業開発するのが難しかった。
郊外店舗の立地に最適化されたモール大通りの開発は、当然ながら流通業者の熱い注目を集めた。しかし土地区画整理事業は流通業者の期待とは裏腹に住宅市街地を形成するのが目的だったから、用途地域によって大規模な商業店舗の立地をあらかじめ規制した。沿道には物販店や外食店などが集まるが、駅前の商業地域に陣取るザ・モール小倉を除けば大型店は存在しない。
最近進出する小売店は黒原飛行場線や小倉東インター地区などの準工業地域に店を構える傾向が強い。準工業地域はまちづくり三法の改正によっても規制されず、自由な商業開発が可能だ。ドットコム小倉南店(2003)やベスト電器小倉南本店(2007)のような超大型店がモール大通りではなく場末にあるのは、そういう理由による。
2007年7月27日作成、2009年2月11日更新
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The Mall Avenue, Simosone